第37回学術大会を大阪・上新庄にある大阪経済大学で開催します。
治療共同体は、一定の時間と場所をメンバーとスタッフが共有する中で行われるグループ志向のアプローチです。
「過ぎ去ったムーブメントだ」と考える人も少なくないかもしれません。
しかし、集団のもつ力や人と人との関係について考え続ける治療共同体は、私たちの臨床実践を「信頼できるものauthentic」に変容させる力をもつ臨床のあり方だと私は考えています。
専門的治療やケアがその効果を発揮するためには、それらを包含する全体の環境が治療的に設定されていることが必要です。
どのような環境が「治療的」であるのかについて、イギリスでの治療共同体の実践から学びたいと思います。
本大会にイギリスの2人の実践家をお招きしました。
更に、第37回学術大会では、従来のプログラムの枠組みを大胆に変えて、大会そのものを「一時的コミュニティ」として体験できる仕組みを考えました。
2日間朝夕それぞれに全ての参加者が集まって行う「コミュニティ・ミーティング」と、1日1回、より少人数で集まるリフレクション・グループを組み入れています。
上新庄でお待ちしています。存分に体験し感じ考える時間にして下さい。
<演者>Rex Haighと仲間たち
<司会>古賀恵里子(大阪経済大学)
オープンフォーラム(企画・運営 第37回企画運営委員会)誰でも参加できる、グループの実践とトレーニング を語り合う場
一般演題 / 自主ワークショップ / CGSミーティング
藤澤美穂(岩手医科大学教養教育センター)・針生江美(国見台病院)・藤信子(立命館大学)・高林健示(クボタ心理福祉研究所)・安部康代(安田病院)・長友敦子(宮城県子ども総合センター)
<スピーカー>堀川公平(のぞえ総合心療病院)・岩崎壮登(群馬病院)・加藤祐介(赤城高原ホスピタル)・川合裕子(京都大学医学部附属病院デイ・ケア診療部)
<コメンテーター>樋掛 忠彦(長野県立こども病院)
<コーディネーター>川合裕子(京都大学医学部附属病院デイ・ケア診療部)・樋掛 忠彦(長野県立こども病院)
<スピーカー>鎌田明日香(札幌市スクールカウンセラー)・梶本浩史(東京都公立学校スクールカウンセラー)・菅武史(広島市教育委員会スクールカウンセラー)・新本葉子(広島県・広島市スクールカウンセラー)
<コメンテーター>袰岩秀章(埼玉工業大学)
<コーディネーター>菊地寿奈美(京都市スクールカウンセラー)
<スピーカー>小川素子(児童心理治療施設ももの木学園)・菊池清美(筑後いずみ園)・早川洋(子どもの心のケアハウス嵐山学園)
<コメンテーター>亀岡智美(兵庫県こころのケアセンター)
<コーディネーター>岸信之(京都桂病院)・志田沙恵子(児童心理治療施設ももの木学園)
<スピーカー>毛利真弓(同志社大学)・引土絵未(国立精神・神経医療研究センター)
<コメンテーター>田辺等(北星学園大学)
<コーディネーター>宮城崇史(京都大学大学院)
(大阪経済大学主催『心・体の健康と防災セミナー2019』共同企画)
場所:大阪経済大学
<司会>高橋裕子(大阪樟蔭女子大学)
<スピーカー>稲村茂(メンタルクリニック秋田駅前)・橋本千佳(よどきり医療と介護のまちづくり株式会社 よどまち保健室)他
<コーディネーター>永見もも子(新阿武山病院)・礒﨑聖子(帝塚山大学学生相談室)
自主ワークショップ / 基礎講座 / 体験グループ / 事例検討
*配達物は転送されませんので、住所変更のある方は学会事務局までお早めにご連絡ください。