リレーコラム

サイコドラマの技法
【シェアリングについて】

高橋美紀

サイコドラマの技法ということで当学会のリレーコラムのトップバッターを仰せつかったわけだが、さて何を書けばいいものか。

サイコドラマについての本は何冊も出ているし、サイコドラマの体験が無い方でも教科書的な知識をお持ちの方も多いだろう。それは以下のようなものかもしれない。

1) 即興劇を用いた集団精神療法である
2) そのためグループリーダーはディレクターと呼ばれる
3) 主な技法は「ダブル」「ミラー」「ロールリバーサル」
4) サイコドラマの五つの基本的要素とは「主役」「監督」「補助自我」「舞台」「観客」である
5) サイコドラマには「ウォームアップ」「ドラマ」「シェアリング」の三つの段階がある

といったところだろうか。

残念ながら、この箇条書きだけ読んでもサイコドラマで何をするのかはさっぱり分からない。とはいえサイコドラマはグループを取り扱いつつ主役のドラマを構成するためにたくさんの技法があって、限られた紙面の中でそのすべてを語るわけにもいかない。

そこでここでは私がサイコドラマの中でとても好きで、大事にしている要素のひとつ「シェアリング」について少しばかり書き記そうかと思う。

辞書を引くとシェアリングとは「共有すること」「分かち合うこと」と出てくる。2023年現在、「シェアする」という言葉は日常のやり取りの中にもかなり浸透しているように思われる。

だが私がサイコドラマを始めた30数年前には、シェアという言葉をサイコドラマの場で初めて聞いたメンバーは少なくなかったし、その意味もきちんとは把握されていなかった。年配者の昔話で恐縮だが、バブル崩壊前後にカジュアルなイタリア料理が流行り(イタ飯と呼ばれてました)ひと皿の料理をテーブルの皆で分け合うことを「シェアする」と言い出したのが、この言葉が一般に広がりだしたきっかけではないかという気がする。

笑い話ではなく、いや笑い話かもしれないが、私自身初めてサイコドラマを体験する方にはシェアリングを説明するときには「一つの料理を皆で取り分ける時シェアするというでしょう」というフレーズから入っていた時もあって、またその説明がいちばん理解していただきやすかった。今では言葉の意味を説明する必要もあまりなく、何をするのかを解説するだけでOKという…ずいぶん楽な時代になりました。

閑話休題

さてシェアリングだが、上記の5)にあるように、サイコドラマセッションを構成する三つの段階の最後に設けられるのが「シェアリングの段階」である。

ご存じない方のために簡単に記すが、「シェアリングの段階」とは、「ドラマの段階」が終了しドラマの主役がグループに戻った後、グループメンバー各人がドラマの段階で補助自我として体験したり、観客として見聞きする中で揺り動かされ、思い起こされた自分自身の感情や経験について語る場である。ドラマに対する感想や主役に対するアドバイスではなく、発言者自身について語ることが求められる。ドラマの内容やセッションの時間的制限などの事情によっては、グループのシェアはアクションによって表現されることもある。

いずれにしろこの段階を充分に行うことがグループをグループとして機能させ、サイコドラマを集団精神療法たらしめることになる。

だが実のところこのシェアリングの精神は「シェアリングの段階」だけではなく、サイコドラマのセッションのはじめから終わりまでを貫いていると私は考えている。

一度でもサイコドラマを体験した方はご存じだろうが、「ウォームアップの段階」から参加者は自分自身の今ここでの感情や体験をグループに対して語ることを求められる。

そうして語られた事柄は値踏みされたり矯められることなく、グループに受け取られてゆく。この共有する体験を重ねることで、グループメンバーはお互いを受け入れ、感情を分かち持ち、安全に「ドラマの段階」へ移行する準備が整う。

更に「ウォームアップの段階」で培われたメンバー同士のこのつながりは、「ドラマの段階」でも引き続きドラマを行う主役を支える重要な土台となってゆくのである。

シェアをする-分かち合う-ことで、サイコドラマのセッションでは誰が年長者であるか若輩であるか、社会的立場があるか無名であるかは意味を持たなくなり、参加者は皆等しく感情を持つ一人の人間として、主役をした人もそうでない人もその感情や体験を一期一会のセッションの中で分け持つことを可能になる。

このことが多分一番初めに私がサイコドラマにたまらなく魅力を感じた理由のひとつであって、今も大事にし続けているものなのです。

さてここまで読んだ方(どうもありがとう)でお気づきの方もいると思うが、このコラムの中ではサイコドラマで用いる用語や概念はほとんど説明していない。もしも興味をお持ちなら、一度だけでも体験してみていただければ嬉しく思う。

いつかどこかのサイコドラマワークショップでお目にかかりましょう。

日本集団精神療法学会公式HPコラム No.01 2023年5月)

※PDFファイルで読む →リレーコラム「集団精神療法のさまざまなかたち」No.01(高橋さん)

相互支援委員会

学会員の皆さま

 

いつも大変お世話になっております。

災害とメンタルヘルスに関する相互支援グループのご案内のご案内です。

下記の通り、オンラインにて開催いたします。

みなさまのご参加をお待ちしております。

 

「災害とメンタルヘルスに関する相互支援グループ」

 

7コンタクトフォーム 1

日時:2023625日(日)13:0016:00

内容:体験グループ85×2セッション 途中10分の休憩

コンダクター:相互支援委員会委員

使用予定のアプリケーション:Zoom

対象:

・日本集団精神療法学会会員の方

・以前に相互支援グループに参加歴のある非会員の方

日本集団精神療法学会会員から紹介を受けた非会員の方

定員:オンライン25名 事前申し込みとし、定員オーバーの場合は先着順とさせていただきます。

申し込み〆切:611日(日)

申し込み(問い合わせ):以下の事項をご記入のうえmailto:sougoshien@jagp1983.comに送信してください。

①お名前:

②ご所属:

③職種:

e-mail

⑤日本集団精神療法学会の会員or非会員:

⑥相互支援グループに参加歴がない非会員の方は、紹介者の氏名:

⑦当日に連絡の取れる電話番号:

⑧参加費:3,000円(大学生・大学院生2,000円)参加される方に振込先をお知らせします。

 

※その他詳細は添付のご案内をご確認下さい。

 

どうぞよろしくお願い申し上げます。 

 

 

日本集団精神療法学会相互支援委員会

委員長:安部康代

委員 :高富栄、長友敦子、橋本明宏、針生江美、藤信子、藤澤美穂、山本創

メールアドレス:mailto:sougoshien@jagp1983.com

20230625相互支援G案内

2023年4月2日リレーコラム,広報委員会

集団精神療法のさまざまなかたち

2023年5月からコラム新企画が始動します。題して「集団精神療法のさまざまなかたち」シリーズです。

先日開催された第四十回学術大会では「次世代と共有するグループの多様性」が大会テーマとなっていました。グループには言語的なやりとりを中心としたオーソドックスなグループだけでなく、サイコドラマやSSTなどのアクションメソッド、企業や組織分析、作業療法やアートセラピーなど、さまざまなグループの“かたち”があります。その多様性こそが、集団精神療法学会の魅力の一つでもあります。本コラムでは、こうしたさまざまなグループのかたちをみなさんにお届けし、その魅力について共有できればと考えました。そこで、「集団精神療法のさまざまなかたち」シリーズでは、技法や職能領域などにスポットを当てることで、さまざまなグループを紹介していきます。

2023年度は「アクションメソッド」を中心に、会員の方々にリレー方式でコラムをご執筆いただく予定です。どうぞ楽しみに待っていてください。

広報委員会

国際委員会

2023624(土)25日(日)にスイスのチューリッヒでIAGP 50周年記念式典が開かれます。

プログラム等が公開されました。参加申し込みの手続きなどの詳細は以下のURLをご参照ください

https://www.iagp.com/50th/  (国際委員会)

古賀恵里子(国際委員会)

教育研修委員会

キャンディデイト、グループサイコセラピスト、スーパーヴァイザーの皆さま
CGSミーティングのお知らせが会員ページに掲載されています。ご確認下さい。

会員ページへ

2023年3月11日倫理委員会

学会では、研究をしたいが大学や病院などに所属していないため、倫理審査を受けることができないという学会員のために学会で研究倫理審査を行うシステムを設けています。
学会員が研究倫理審査を申請する際には、研究計画書などと共に「研究倫理審査申請書」と「研究倫理審査申請チェックシート」を提出する必要があります。
(詳しくは研究倫理ガイドラインⅤ.研究計画の倫理審査(推奨)を参照してください。)
今回、「研究倫理審査申請書」の様式を定めましたので、これを用いて申請して下さい。
提出先は学会事務局です。

e-mail:

倫理委員会 菊地寿奈美

国際委員会

サイコドラマでは大変高名なマーシャ・カープが東京サイコドラマ協会及び札幌サイコドラマ協会のご尽力で来日され、ワークショップを開催されることとなりました。何分、ご高齢のため、今回が最後の機会になるかもしれません。また、東京でのワークショップは、サイコドラマになじみのない、言語的なグループの方でも、グループ経験者として参加を許していただいています。国際委員会としてはこのような大切な機会を活用し、多くの方にご参加いただけるようお願いいたします。

                             (文責:国際委員会 関 百合)

Marcia Karp サイコドラマワークショップ(東京・札幌)

2023年4月にMarcia Karpが来日されます。東京で4月8・9日に東京サイコドラマ協会主催で2日間のWSを、また札幌では4月22・23日に札幌サイコドラマ研究会主催で2日間のWSを行います。氏は今では世界でも数人となったサイコドラマの創始者であるJ.L.Morenoの直弟子のひとりであり、 今回のWSは日本で直接氏から学ぶことのできる数少ないチャンスのひとつとなるでしょう。この機会にぜひご参加ください。(通訳あり)

 東京サイコドラマ協会 高橋美紀

 

Marcia Karp サイコドラマワークショップ 東京

東京サイコドラマ協会主催

会場:北とぴあ(東京都北区王子1-11-1)

参加費:各グループ 18,000円

定員:グループ30名程度(先着順)

 

《トレーニンググループ》

満席のため締め切りました

 

《オープングループ》

日時:2023年4月9日(日)10:00~18:00

参加資格:なし(初めての方でも参加できます)

 

申込先:こくちーず

https://kokc.jp/e/0fe676fc6429658b8dd4152d9807db4a/

申し込み締め切り:3月末日

お問い合わせ先:東京サイコドラマ協会 マーシャ・カープWS企画運営委員会

tpawsp@gmail.com

 

 

Marcia Karp Psychodrama Japan Tour 2023 in Hokkaido

 

札幌サイコドラマ研究会主催

日時:2023年4月22日(土)、23日(日)

会場:札幌医科大学臨床教育研究棟 3階C301/C302講義室(札幌市中央区南1条西17丁目)

参加費:各日程 15,000円(研究会会員13,000円)

定員:各30名(先着順)

*今回のWSは2つの日程の両方への参加も、一方のみの参加も可能です

 

申込先、問い合わせ先:sapporopsychodrama@gmail.com

申し込みの際、件名に「Marcia Karp サイコドラマ体験ワークショップ2023申し込み」と記載の上、

以下の項目を記載してお送りください

 

  • 氏名(よみがな) 2.性別 3.職業・職種 4.所属 5.連絡先(住所)(TEL)(携帯)

(E-mail)6.参加日程(いずれかに〇印を記入)( )両日参加( )22日(土)のみ参加

( )23日(日)のみ参加 7.サイコドラマ体験の有無 8.ワークショップへの期待・希望

Marcia Karpサイコドラマ2023042223

 

マーシャ・チラシ(一般募集)

リレーコラム

岡島さん、髙林さんへの質問

職種に関わらず専門家の養成過程のなかで集団精神療法を学ぶ機会がほとんどないと聞いています。また、年次大会では学生の発表が他の学会と比べて少ない印象があります。集団精神療法を広げていく上では、若い世代の方に興味をもっていただき、積極的に参加してもらうことが大事だと考えています。そこで学部生や大学院生が集団精神療法を学ぶための方法や、若い世代の方が学会に参加・発表してもらうための工夫などについて、考えていることを教えてください。

岡島さんからの回答

「グループの次世代」育成のために

広報委員会から、「学部生や大学院生が集団精神療法を学ぶための方法や、若い世代の方が学会に参加・発表してもらうための工夫などについて、考えていることを教えてください」と依頼された。この歳になって若い人のことなどわかるわけない、普段学生と接する機会がそう多いわけでもないのでなおさら、と思うのだが、及ばずながら考えてみた。

心理系の学部とそれ以外の学部を分けて考えよう。心理系の学部を卒業した人が、なんらかの治療技法の修練を積むのはどういう動機によるのだろう?本を読んだり、ネットを見ていて、素晴らしい治療を見つけ、ぜひこれを学んでみたいと思って学会のホームページを開いてみる・・・ なんてことはそうそう起こるとは思えない。少なからぬ理由は、大学・大学院の指導教員がその治療を専門にしていた、ということではないだろうか。そこには、ついていけばキャリア形成ができるという現実的な要素もあるだろうが、教員がその治療技法についてメンターとなっていることも大きいように思う。無論いきなり大学教員に集団精神療法の専門家を増やすなんてことは非現実的だが、例えば職場で若い人を指導する立場になった際には、チャンスがあるのではないか。本学会の会員の中にも、集団精神療法の師と仰ぐメンターがいて、その人を目指し、またその人に励まされて(ときには叱咤されて)、トレーニングを続けてきた、という人は少なくないだろう。そうして育ってきた人が今度はメンターとなり、後進を育てるということが、どうしても必要だと思う。

そして、「わからなくてもいいからとにかく経験してみろ」という指導だけでは、今日では通用しないのではないだろうか。♪俺の目を見ろ 何にも言うな♪とか、“師匠の背中を見て覚える”とかいうのは昭和までのメンタリティである。すべてガイドラインやマニュアルがあればいいわけではないが、この治療はこういう目的を持っていて、それを達成するためにこういう工夫をしている、問題が起きた時はこのように対処できるといったことを、ある程度は明確に説明できないと、若い人は修行のスタートラインに立ってくれない気がする。従来本学会の教育研修の中心だった体験グループと事例検討に加えて、基本的な理論について勉強する機会がもっと増えてほしい。それぞれの個性はありながら、ある程度共通した考え方の枠組みが多くの会員に共有される必要があるのではないか、と考えている。

医学部や看護学部では、事情はさらに難しい。学生や新人医師・看護師は習得すべきことが多すぎて、治療グループはもとより、精神療法と出会うことすら少ない現状である。私には詳しい内情はわからないが、医療技術系や社会福祉系の学部でも、同様の状況ではないだろうか。打開策はとても思いつかないが、医療や福祉の場では集団精神療法を幅広くとらえることが、可能性を拓くのではないかと思う。医療現場では多職種協働が重視されているので、視野を広げれば、グループはたくさん行われている。心理教育や患者会、チーム会議やケース・カンファレンスなどである。そうした広義のグループに参加する中で、グループとしての視点や 、心理的な動きを大事にしていくと、「そんな見方ができるんだ!」と興味を持つ若者が現れるのではないか、と夢想している。

髙林さんからの回答

教育研修システムが出来上がった背景は、ご指摘のとおり大学等の教育機関に集団精神療法の講座がないことから始まっている。養成機関がなければ学会で作っていこうという考えでした。当時の学術大会での発表の質を高める意味もあり、最低限ここまでは身につけてもらいたいという思いで始まっています。

また、Y氏問題と言われている不祥事があり、学会自体が低迷している状態にもありました。そこで倫理と研修に取り組む方向になっていました。

学会員の構成としては、実際に臨床についている方が多く、集団精神療法のベテランも少なかったため、「相互学習」という考えを基本にしました。「教える者」と「教えられる者」が相互に研修していこうという考えです。「相互学習」は集団精神療法の考え方の基本的な部分だと思っています。

各種の集団精神療法の基本である「集団力動を見ること」と「力動にかかわっていくこと」を教育研修の目標としました。この2点を身につけてもらうために「体験グループ」の研修を始めました。体験グループだけを行っていましたが、会員からは考え方も学びたいという意見が出てきて「基礎講座」が開設されることになっています。

初期の頃の基礎講座は私が担当していました。臨床でのグループ体験から、コンダクターとして知っておくと大過なく出来るであろうと感じた考え方を紹介していました。基礎講座も体験的に学べるようにという基本的な考えは変わっていません。知識や技術を教えてもらうような講座にならないように、集団精神療法を体験できるように工夫しました。私が講師をして司会がクリティカルに突っ込みを入れるといった方法で行っていました。私と司会者とのやり取りを見ている受講者は、講師の話だけを基本とせずに、あれこれ仮説を立てて柔軟に対応する方法を学習出来るようにしました。ある回の基礎講座が終わり、参加していた知り合いのPSWから、「結局、高林さんは自分で考えろと言っているんですね」という感想をもらいました。自分の教え方は間違っていなかったと感じました。

教育研修委員会は学会員の状況に合わせて変化してきています。始まった当時の私の考え方を紹介しました。

最後に、知的情報の学習が中心となりがちの学部生や大学院生に、体験的に集団精神療法を学ぶ機会が提供できれば、臨床経験を持たずとも研究は十分に出来るのではないかと私は思っています。大学院で非常勤講師をしていたときに、集団精神療法を体験的に学べるように工夫をしていた経験からすると、やはり「体験グループ」だと思います。

 

日本集団精神療法学会公式HPコラム No.12 2023年3月)

※PDFファイルで読む →リレーコラムNo.12 公募の質問への回答(岡島さん、髙林さん)

 

広報委員より

質問・感想の募集は終了しました。ご応募ありがとうございました。ご質問への回答をもって、御礼とさせていただきます。

ニュースレター

会員の皆様

久しぶりの現地開催となる第40回学術大会まで、あと1か月を切りました。

最新のニュースレターができましたので、ご案内いたします。

  • 第40回学術大会より
  • 教育研修委員会より
  • 編集委員会より
  • 相互支援委員会より
  • 国際委員会より
  • IAGP地域委員会より
  • 倫理委員会より
  • 広報委員会より

→ 会員ページにログインする (ニュースレターは会員ページからご覧いただけます。)

JAGP40

 日本集団精神療法学会第40回学術大会の事前参加申込を2月22日(水)まで延期しました。

 お申し込みはこちらから。

               日本集団精神療法学会第40回学術大会企画運営委員会

2023年1月23日教育研修委員会

2023年1月16日

学会員の皆さまへ

(一社) 日本集団精神療法学会

教育研修委員会

委員長 関 百合

 

拝啓 新春の候、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。

さて、2年ぶりとなりますプレコングレスを、今年は下記の要領で開催いたします。

長らくCOVID-19 感染拡大の影響でオンラインとなっておりましたが、今回のプレコングレスは機材準備等の関係で完全現地開催と致します。感染予防のために参加が困難な方々にはご迷惑をおかけします。

プログラムは会員向け「体験グループコース」と「事例検討コース」をご用意いたしました。

みなさまのご参加を心よりお待ちしております。

敬具

 

 

日 時:2023年3月17日(金)

 

場 所:ウインクあいち (愛知県産業労働センター JR名古屋駅桜通口徒歩5分)

コース

時程

内容 定員
体験グループコース 10時30分~18時15分 90分 4セッション 3グループ(各12名程度)
事例検討コースⅠ 10時30分~13時30分 事例検討 20名程度
事例検討コースⅡ 15時00分~18時00分 事例検討 20名程度

参加資格:日本集団精神療法学会会員

参加費:体験グループコース:10,000円

事例検討コース(ⅠもしくはⅡコースのみ):5,000円

事例検討コース(Ⅰ・Ⅱコース共):10,000円

 

申 込:1月23日(月)~2月28日(火) 先着順

体験グループコンダクター、事例提供、事例検討スーパーバイザー(GPT・SV)の

希望者は2月24日(金)まで

学会HP(jagp1983.com/?page_id=12032)のフォームよりお申込ください。

 

*参加費の入金が確認された時点で受付完了となります。

*ご入金後は、いかなる理由でも返金はいたしかねます。ご了承ください。

*プログラム詳細は、受付完了後、登録者にmailにて1週間前迄にお伝えします。

(3/10迄に届かない場合は事務局にお問い合わせください。)

*コンダクターSV打合せ   9:50~10:20(事例検討Ⅱ打合せ  14:35~14:50)

*コンダクターSVレビュー 18:15~18:45(事例検討Ⅰレビュー 13:30~13:45)

 

〇注意事項

・申込をキャンセルされる場合は、必ず教育研修委員会事務局までご連絡ください。

・プログラム中は記録を取ります。学会研修委員会の記録として残すもので、他の目的に使うことはありません。ご了承下さい。

・各コース参加者に研修規定にしたがって参加証明書を発行いたします。

・プログラムへの遅刻、途中退席、早退などは、他の参加者に多大な影響を与えます。参加証明を発行しない場合もあります。ご注意ください。

 

以 上

 

 

【問合せ先】

日本集団精神療法学会教育研修委員会 事務局

〒160-0011  東京都新宿区若葉2-5-16-303 (株)ヒューマンリサーチ内

E-Mail:  kkik@jagp1983.com

 

会員の皆様へ

 

CGS-Meeting3月18日(土)17:30~18:15に、教育研修システム キャンディデイト・グループサイコセラピスト・スーパーバイザー(CGS)ミーティングを開催します。該当する方はご参加ください。

事前申込の必要はありません。開始時間前までに会場に直接お越しください。

今回も現地開催のみです。Zoomを使用したハイブリッド開催ではありませんのでご注意ください。

 

 

JAGP40プレコン第一報

2023年1月28日相互支援グループ

「災害について語るグループ」主催研修会

 

コンダクター:飯野綾香、関百合、高林健示、橋本明宏

日時:2023年2月11日(土) 10:30~15:45 (75分×3セッション)

会場:錦糸町クボタクリニック(現地参加)、オンライン参加

申込:①お名前、②所属、③集団精神療法学会の会員か否か、④連絡先電話番号、⑤現地参加かオンライン参加かをご記入の上、下記のアドレスにお申し込みください。参加申込締め切りは2/5(日)です。

連絡先:kinshicho.3.11group@gmail.com

定員:20名

参加費:3000円

※オンライン参加の方に関しては参加費の振込先とオンラインのURLを申込された方に後日連絡します。

※このグループは学会の体験グループとしてカウントされます。

 

事務局:災害について語るグループ

連絡先:kinshicho.3.11group@gmail.com

 

相互支援委員会

委員長:安部康代

委員:高富栄、長友敦子、橋本明宏、針生江美、藤信子、藤澤美穂、山本創

JAGP40

一般社団法人 日本集団精神療法学会 会員の皆さま

 大変ご連絡がおそくなって失礼いたしました。12月23日より、JAGP40の事前参加申し込みが開始となてっています。
 今回の大会はプログラム集は発行せず、3月上旬に事前参加登録者に抄録集をお送りする予定です。
 こちらのページからお申し込み可能です。注意事項をお読みの上、お申し込み下さい。

参加登録

 入金は申込後7日以内にお願いします。事前申し込みの最終締切は2月3日(金)となっていますのでご注意ください。
 定員のあるプログラムに関しては事前参加登録後に Googleフォームによって申し込む形となります。先着順になりますのでお早めにお申し込み下さい。

https://forms.gle/ScKUWrUdpcgj3J249

 名古屋で皆さんにお会いできることを、心よりお待ちしております。

日本集団精神療法学会第40回大会 大会長 太田 裕一
                 事務局長 多喜田 恵子
                 JAGP40企画運営委員会

お問い合わせメールアドレス jagp40@jagp1983.com

***********以下もご覧ください☟***************************

JAGP40公式ページ https://jagp1983.com/?page_id=7317
学会Facebook https://www.facebook.com/jagp1983
JAGP40公式Twitterアカウント @jagp40nagoya

2022年12月16日リレーコラム

リレーコラム新企画「歴代教育研修委員長に聞いてみよう!」のコーナーはいかがでしたか。

2022年2月からはじまったこの企画は

1.集団精神療法の知をグループの実践経験がない(少ない)人にもわかりやすく伝えたい
2.非会員や初学者に本学会で学べることを知ってもらいたい
3.質疑応答を通して相互交流の機会にしたい

というアイディアのもと、本学会の教育研修システムの礎を築いた初代メンバーと、教育研修委員長経験者の5名に、

下記のコラムと寄せられた質問について2ヶ月連続で執筆いただきました。

 

高林健示さん 自分で考える

相田信男さん ――歴代教研委員長のひとりとして――はじめ自信がなかったけど、結構楽しかったなあ

岡島美朗さん 委員長事始め

関百合さん  私の大切にしていること

田辺等さん  教育研修 言うは易く、行うは難し・・・でもやっぱりやめられない

今月からは、会員、非会員に関わらず読者のみなさんからの集団精神療法に関する素朴な疑問・質問に、本学会の教育研修システムの礎を築いた初代メンバーと教育研修委員長経験者がお答えします。これまでのリレーコラムのなかでの疑問や質問などもございましたら、どしどしお寄せください。

なお、ご記入いただいた個人情報は適正に管理し、個人が特定できる形で公開することはございません(無記名可です)。

以下の点、あらかじめご了承下さい。

・必ずしもいただいたすべてのご質問に回答できるとは限りません。

・コラムに取り上げる際に、似たような複数の質問をまとめたり、内容を膨らませていただく場合があります。

・ご質問いただいた内容は広報委員会で管理しますが、必要に応じて他の委員会と共有し、学会の成長・発展に向けて活用させていただきます。

 

ご質問・ご感想用フォーム https://forms.gle/6KFoPjM8TyXiZoV67

 

広報委員会

2022年12月16日その他の研修会

2016年に発足した福岡グループ精神療法研究会はグループサイコセラピーや集団力動の理論と実践方法を主に初学者が体験的に学ぶための研究会です。

毎年冬ごろに研修会を開催しておりますが、このたび相田信男先生をコンダクターとしてお招きして「体験グループ」を開催いたします。

2021年2月・2022年2月はCOVID-19の流行が十分に収束しないという判断に至り、オンラインでの体験グループを臨時で開催しました。
第11回は、2023年2月4-5日の両日、九州大学での現地開催という形で、対面での「体験グループ」を久しぶりに実施いたします。

参加をご希望の方は、申込書をダウンロードのうえ必要事項をご記入の上、

事務局メールアドレス(fukuoka.grouptherapy@gmail.comまでお申し込みください。
お申し込みの締め切りは2023年1月15日(日曜)までといたします。
ご不明な点がございましたら、お問い合わせ先(fukuoka.grouptherapy@gmail.comまでご連絡いただきますよう、お願い申し上げます。

日 時:2023年2月4日(土) 16時10分 ~ 19時10分 (受付15時45分〜)

2023年2月5日(日)   9時20分 ~ 16時30分 (受付 9時00分~)

会 場:九州大学医学部 キャンバス内
(会場は、参加者に第二報でアナウンスいたします)
(福岡市東区馬出3丁目1番1号)
内 容:二日間の体験グループ(全6セッション)
コンダクター: 相田 信男 先生
参加費:  12,000円
定 員:  20名(予定)

※お申込み多数の場合は先着順となります。ご了承ください。

福岡グループ精神療法研究会
代表 加藤隆弘
副代表 吉村裕太
事務局 久保浩明
fukuoka.grouptherapy@gmail.com

 

【配布】2023.2.4-5 第11回 福岡グループ精神療法研究会のご案内(第一報)2022-1207 【申込み書】2023.2.4-5 第11回 福岡グループ精神療法研究会