相互支援グループ

「災害とメンタルヘルスに関する集団精神療法」(ハイブリッド開催)

 

コンダクター:KOBEグループ勉強会運営

日時:2022年12月4日(日)13:30~16:30

会場:コこころのクリニック クラゲホール

神戸市長田区御屋敷通3-1-34

定員:現地会場定員10名(抽選)、オンライン定員25名

申込:https://forms.gle/KTKCyHGDqTCNz9pv8

参加費:2,000円

※研修会参加後、別途振込先をお知らせいたします。

振込手数料は自己負担となります。

 

事務局:KOBEグループ勉強会 ページ http://goo.gl/CR5Dts

 

 

「災害について語るグループ」主催研修会

 

コンダクター:災害について語るグループ運営

日時:2023年2月11日(土) 10:30~15:45

会場:錦糸町クボタクリニック

申込:①お名前、②所属、③集団精神療法学会の会員か否か、④連絡先電話番号をご記入の上、次のア

ドレスにお申し込みください。kinshicho.3.11group@gmail.com

参加費:3000円

※感染状況により、オンラインでの開催となる場合があります。

 

事務局:災害について語るグループ アドレス:kinshicho.3.11group@gmail.com

 

 

相互支援委員会

委員長:安部康代

委員:高富栄、長友敦子、橋本明宏、針生江美、藤信子、藤澤美穂、山本創

メールアドレス:sougoshien@jagp1983.com

 

リレーコラム

教育研修 言うは易く、行うは難し・・・でもやっぱりやめられない

田辺等

田辺は、相田さんや髙林さんの後で教育研修委員長を経験しました。当時は、本職の精神保健福祉センター長業務がひどく多忙で、北海道の小山芳明さん、広島の菅武史さんに協力を仰ぎ、委員会事務は鎌田明日香さんにお願いして何とか務めを果たしました。

私は“委員長が基礎講座を担当する”という思い込みで、レクチャーを準備しましたが、精神保健センターや保健所のグループは公的機関の実践なので、録音(⇒逐語起こし)は難しい。シナリオロールプレイをあきらめ、印象に残ったセッションのエピソードを活用しました。

いったい基礎講座では何を伝えるべきなのか。私は「あるセッションの、ある瞬間に、グループが一気に治療的・成長促進的な要素を析出する、メンバー間の“化学反応”のような瞬間をまず語ろう、そんな経験を延べ伝えよう」という観点で用意しました(上手くできたか、保証はないが)。基礎講座が契機となって、基底的想定や治療要因などの概念などにも関心を深めてもらい、さらに学んでもらいたいというスタンスでした。

とはいえグループの学習の真骨頂は、やはり体験グループですね。

私自身は、地元研究会などでは、2日間のワークショップを3つのグループに分けて行ってみたり、月例トレイニングを組んでみたりと、トレイナーとして色々チャレンジしましたが、その一方で、学会研修ではトレイニー体験を味わうことが大切でした。

体験Gは、それまで無前提に「支援者」「治療者」と自己規定してきた自分が、白紙の自分に立ち戻って、グループプロセスを体験する場です。夏のグループなら、セミの鳴き声が聞こえたり、かすかに青葉が見えたり、陽光がさしてくる。そこに自分がいて、グループの場から意識が一瞬離れ、自分の故郷への連想が生まれそうになる、ふと、それが場の緊張から自分が逃避しかけている?という自問になる。その時、同じような感覚で発言するメンバーが出てくる、自分も同調する・・・次のセッションでは、その時のグループ内での葛藤が明らかになる。グループが暗礁に乗り上げそうな感覚の中、どうにかしたいと思いつつ、トレイナーからの救済を期待し、そして動かないトレイナーに怒りを感じていた、そのトレイナーとの対決を回避して風景に逃れたのか・・・そういえば、自分は父との間では、正面衝突は一度もなかったな、学校ではあんな風だったのに・・・などと気づく。

セラピストを志向するなら、技法の習得以前に、対象理解と自己理解が重要になります。

対象理解のためには、疾患や症状、障害の特性を理解すること、さらに当事者の疾病や障害の体験を聴いて知って理解することが必要です。これは専門教育でも準備できるでしょう。しかしセラピストを志向する自分の自己理解を深められるのは、やはりメンバー体験をすることです。

またJAGPでは、教育研修の特色として、「相互研修」ということを謳っていますね。

グループセラピストがコンダクトするグループを体験してみたい人にその機会を提供するだけでなく、セラピストを目指す人や力量を充実させたい人に実践的学習の機会を提供するという意図です。

そして複数のスーパーバイザーのスーパーバイジーとなることも推奨されています。そこには“1人の師匠の下での家元制度”ではないようにしたいという考えがあります。現実社会では、“師匠”は、同時に、上司―部下、教授―教室員、雇用主―従業員などの上下構造の2者関係を併せもつことがあります。専門性を高めたい人に、あってはならない圧力がかかったりしてはいけません。また身近に指導者がいなくても、学会の教育研修システムの中で成長することができる・・・そういう環境を用意したいのです。

多くのみなさんに、この教育研修の場に参加していただきたいと思います(最後は、ちょっと理事長風宣伝になってしまいました)。

 

※PDFファイルで読む → 教育研修 言うは易く、行うは難し・・・でもやっぱりやめられない(田辺等)

 

広報委員より

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2022年10月23日ニュースレター

会員の皆様

ニュースレター最新号(36号)のご案内です。
39回大会、40回大会それぞれの大会長からの
コメントや、各委員会からの活動報告です。

教育研修員会
第40回学術大会より
第39回学術大会より
相互支援委員会より
組織委員会より
渉外委員会より
倫理委員会より
国際委員会より
広報委員会より
リレーコラムへの質問、待ってます!!

→  会員ページにログインする (ニュースレターは会員ページからご覧いただけます。)

 

2022年10月3日リレーコラム

関さんへの質問とその回答

教育システムを充実させていくためにはいかに多くのグループセラピストやスーパーヴァイザーを育成していくことも大事だと感じます。現在の教育研修システム要項では、キャンディデイトの登録資格として“精神保健医療福祉に従事する者であること”と明記されており、他の領域(教育や産業、司法領域など)は対象とされていません。こうした領域でグループを実践されている方々のコミットメントも広げていく上では、キャンディデイトの登録資格の窓口を広げていくことも重要だと考えております。この点について、これまでの議論や今後の展開などございましたらお話を伺いたいです。

関さんからの回答

ご質問ありがとうございました。

教育研修委員会システム要項のグループサイコセラピスト認定規程第一条1(a)キャンディデイトには確かに「精神保健医療福祉に従事する者であること」とあります。このために、教育、産業、司法領域の方々でキャンディデイト登録をあきらめた、という方のご意見を最近聞く機会がありました。たぶんこれはかつて日本集団精神療法学会の多くの会員の主な活動領域が精神医療領域のデイケアや病院内グループ、地域の福祉施設だったという歴史的な事実があったからではないかと思います。

ところがその一方で、システム要項第一条教育研修委員会1(c)の職域委員については「精神保健福祉士、心理職、作業療法士、医師、看護師・保健師、その他(保育士、指導員。薬剤師医療以外の分野など)の職種から隔たりなく任命される」とあります。明らかな矛盾です。

この登録資格については、現在教育研修委員会で、どのような条文が様々な領域に働くキャンディデイト候補の方々を受け入れるに足るものかを検討中です。とはいえ、「精神医療福祉教育産業司法」と領域を広げて列挙すればよいのか、あるいは「集団精神療法に興味を持ち、この療法を実践に用いて行うもの」というような条文を考案するとよいのか、なかなか難しいところです。もう少し時間をいただければと思います。

前任者からこの教育研修委員会を引き継ぐときに言われたのは「システム要項はサグラダファミリアだから」でした。システム要項はその社会事情や臨床の動静に応じて微調整を繰り返しながら成長していくものだ、と言うように私は思っています。ただ、動かせないと思う点は、この集団精神療法学会研修システムは、実際に広義の集団精神療法に携わるあるいは携わろうとしている方々のための研修システムであるということです。

キャンディデイトの規定は経過措置中とお考えいただき、教育・産業・司法領域の方で広い意味での集団精神療法やグループに携わっている方、あるいは携わろうとしていて、研修に参加したいという方にはキャンディデイト申請をしていただければと思っています。

最後に、今回のような研修に関する質問があればぜひ教育研修委員会にお寄せください。お待ちしております。

 

日本集団精神療法学会公式HPコラム No.8 2022年10月)

※PDFファイルで読む →リレーコラムNo.8 関さんへの質問と回答

 

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2022年8月7日リレーコラム

2022年8月7日国際委員会