会員の皆さま
国際集団精神療法・集団過程学会(IAGP)第22回札幌大会2025参加申し込みについてのご案内を会員ページに掲載しました。IAGPの組織団体協議会(CAOA)会員としてのディスカウント・コードもお知らせしていますので会員ページをご覧になって下さい。
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Japanese Association for Group Psychotherapy 日本集団精神療法学会は、グループ(集団)を活用して人の成長や回復を支援する試みを探求している学会です。
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国際集団精神療法・集団過程学会(IAGP)第22回札幌大会2025参加申し込みについてのご案内を会員ページに掲載しました。IAGPの組織団体協議会(CAOA)会員としてのディスカウント・コードもお知らせしていますので会員ページをご覧になって下さい。
会員の皆さまへ
代議員選挙・理事選挙の日程のお知らせがございます。
会員ページよりご確認ください。
今回のリレーコラムは、トップに廣瀬さんの学校現場、2番の野村さんの「答えを急がず、感情を大切に」の次を承り、大変恐縮です。余談ですが、初回リレーコラムで、次は「サイコドラマで行こう」と藤堂宗継さんにお願いした経緯がありました。それからしばらくサイコドラマシリーズが続いて、興味深く拝見していました。
さて、本題ですが、最初は、病棟やデイケアで、あるグループの立ち上がるまでというようなことを想定していました。しかし、過去を、考えれば考えるほど、失敗作だったのかな?なんて考え込むことに陥りました。理解してほしいことや、想定外の展開になっていったことなど、こんな説明や配慮が必要だったのでは?と。指導ではない、何でも話せる、皆対等で、対話的なグループが行えるにはどうしたら良いか?と悩んでいました。
自分でも感じること、周囲の人らと話題になることがあります。(日本の)教育を受けた人は、先生(教壇)と生徒(座席)としての役割をよくやるのでしょうか。円になるではなく、いわゆるスクール形式(生徒たちは、黒板を背にする講師を見て、講師は教壇から、生徒達に向かって一方的に話すスタイル)になることが多いです。
(治療)グループといいますが、ホワイトボードを背にスタッフが立ち、対面に座って向かい合う患者さんに説明、指導をしている。スタッフと患者とのコミュニケーションも講義か、質疑応答形式(Aさんの質問→講師の答え、Bさんの質問→講師の答え・・・)になりますね。一方向に流れてくる講義内容か、一対一のQ&Aを他の者は延々関与もすることがない、ただただ見ているという、そういう場面です。
「話をする」ということの効果は、喜びや、達成感など、感情も変化し、主張、思考もまとまり言語化する力がアップします。「話す効果」は、たくさん機会を持つスタッフほど、だんだん話がうまくなるんでしょう(皮肉)。本来は、逆ですよね。患者さんにコミュニケーションの力や、言語化を上手くするという治療方針が出ている。でも、やっているのは、そういうことですね・・・。スタッフが一生懸命説明する(話している・・・)場面などよくありませんか?(矛盾?)
スタッフがたくさん話すのではなく、患者さんの方にたくさん話してもらうことですね。池淵恵美(2019)は「精神障害リハビリテーション」の中で、統合失調症の患者さんは、認知的特徴と育ちから、自分を貶めるパターンに、陥る。そういう生きづらさがあると述べています。そのモードに陥っているスタッフ・患者がどれだけいるでしょうか?病棟内や、グループの構造や、コミュニケーションパターンを見て、貶める役のスタッフと、虐げられる役の患者さんというモードになっていると、どれだけの人が気づいているか?ということです。
直接的な『症状』よりも、『生きづらさ』の方に困難があり、そこに扱う焦点が向けられたら良いということですが、いかがでしょう。
「感情を大切に」(前回の野村さん)ですから、安全や信用のもと、話し合っていくことから始まると思います。「薬を飲みましょう、症状に対処しましょう」といった話は、分かっているのにわざわざ言われるので、言われる側は反発することになると思います。よく観察すると、過剰適応を示す、従順な態度を示していませんか。反動形成ですね。本音や気持ちは話せていないですね。
鈴木純一(2023)より、「どうしたら患者さんたちは自由に話せるのか?」という話が、うつ病リワーク協会千葉大会シンポジウム教育講演にてありました。1960年代から続いていると言われる人権問題とも関連するでしょうか。我々スタッフは、薬を飲みましょうとか、症状に対処しましょうと言いますが、そうではなく「指摘⇔反発」を避け、患者さんの困っていることや、気持ち、その話を聞きましょう。聞いてそれから、「解釈したことを伝える」で良いのです。藤山直樹(2008)より(理由やその続きは著書「集中講義・精神分析(2008)」を参照…)。説明や説得は、医師の診察と薬剤師の説明で十分でしょう。
あと、“Beyond the Therapeutic Community”(1968)の著者であるMaxwell Jonesは「講義の反応は殆どないのに、患者同士の話し合いや横のつながりが治療的に働いていることに気づいた」と藤岡淳子(編著)(2019)「治療共同体実践ガイド」に紹介されています。この発見(エビデンス?)がWWⅡ戦中・戦後ですよ。講義よりも、患者同士皆との話しの方が、治療効果がある。さて、これは、どういうことでしょう?
また、グループというのは「魔物」でしょうか?いや「生き物」です。いろんなことが絡んでいて、不思議なことが起こります。感情が沈んだ、爆発した(○さんに向けて)。など、いろんなリスクを孕んでいます。グループをはじめるスタッフは、研修は受けておいた方が良いと思います。進め方や、起きていること、その理論などは文献も当たってみること。また、様々な精神療法家からスーパービジョンを受けるということは、なお良いと思います。研修なし文献なしの自己流・我流グループプログラムは避けた方が良いです。
最近、組織について考えるようになりました。所属先では、これから児童思春期病棟関連の準備が始まりました。その中で、花澤寿(監訳)(2023)「治療共同体アプローチ」など文献を読んでいるわけですが、病棟の1つのグループにとどまらず、病棟や病院などの組織もグループとしての視点で見ていくことが必要で、組織のありようで、問題行動へのアプローチや、経過や結果など全ての人に影響があることがわかってきました。
社会のあらゆる部門での問題行動、医療や福祉では、患者さんへの虐待問題、職員の離職問題などありますが、これらの問題に必然とされるアプローチ法であると思います。
「ストレスの時代からトラウマの時代へ」と言われる今日、職員をケアし、大事にすること、そして、利用者、患者さんの生活のあらゆる事柄が治療的であると(問題行動だとレッテル貼り、懲罰ではなく)意味づけ解釈すること。この方法は、精神療法や、集団精神療法でもそうですが、トラウマインフォームドケアでも最近注目されています。野坂祐子(2019)「トラウマインフォームドケア”問題行動”を捉え直す援助の視点」も参照すると良いでしょう。その上にグループや日常業務が安全に遂行できているのではないでしょうか。スタッフ・組織の安全の上に、治療共同体、その上に業務や治療グループがある。この三階建てをうまく構築(苦労はありながらも)できている組織が求められる(安定する)と思います。
このホームページは、一般公開ですので、医療や保健福祉に限らず、たくさんの方にご覧になっていただければ幸いです。
≪文献≫
藤岡淳子編著(2019)治療共同体実践ガイド 金剛出版
藤山直樹(2008)集中講義・精神分析 精神分析とは何か(上) 岩崎学術出版社
池淵恵美(2019)心の回復を支える 精神障害リハビリテーション 医学書院
Maxwell Jones(1968)Beyond the Therapeutic Community : Social Learning and Social Psychiatry
野坂祐子(2019)トラウマインフォームドケア ”問題行動”を捉え直す援助の視点 日本評論社
鈴木純一(2023)うつ病リワーク協会千葉大会 抄録集 シンポジウム集団精神療法 教育講演
ウォード, A., カシンスキー, K., プーリー, J., & ワージントン, A.(編)、花澤寿(監訳)(2023)治療共同体アプローチ 岩崎学術出版社
日本集団精神療法学会公式HPコラム 2024年11月
※PDFファイルで読む → グループの立ち上げ
学生時代に「グループで自分を問い直し、広げる」ことに魅せられて以来、この方法をずっと自分の軸の一つとして心理職をやってきた。いま思うことをつれづれに書いてみたい。
精神科の病棟でグループを始める時は、すでに興味を持っている仲間や上司がいるとか、それが院長や理事長だという特別な場合を除いて、どうグループをアピールするかが最初の仕事になる。話したり、食べたり呑んだりのお付き合いもしつつ、学会で発表したり、集団精神療法学会の年次大会や研修会に連れて行ったり(これはとても有効だったのでお勧めしたい)、あの手この手でグループを売り込んだ。時にはゲリラ的にいきなり現場でやってしまい、そのインパクトを訴えたこともある。(とはいえ裏の根回しは重要)
グループが始まると表現や交流を通じて、私たちの中に明確化が起こり疑問が増える。患者さんの生気とスタッフの関心が増えて、病棟はちょっと騒がしくなるので、場合によっては面倒な事態と思われることもある。もう少し余白のある、悪くないタイミングなら、不思議なことにだんだんとグループが増えていく。または申し送りやOT活動がグループっぽくなっていく。こうして感染拡大したら最初のグループの運営も楽になってくる。うまくいくことは半分くらいだったが、3割よりは打ってきたと思う。
ところがこのところちょっと変わってきた気がする。かつては設定すれば大体話し合いになった。何というか、着火すれば燃えたし、難産でも生まれれば育った。言いたいことはたくさんあるんだなあという実感が比較的すぐに得られていた。今は、自分をあまり開かないというか、リスクを冒さないのが基本的な姿勢だ。グループを動かすために背中を押し続けないといけないような感覚がある。
例えばつい、イベントのMCのように場をリードしてしまうことがある。すると楽しく、一見活発に進めることができる。(どんどん上手になるので注意が必要)けれどもグループに本流のようなものができて、相互作用の自由度を狭めてしまう。患者さんの側からの別の話はなかなか出てこない。なので引っ張り過ぎないこと、フリートークの時間を大事にすること、複数のスタッフで行いレビュー(振り返り)をすることなどを心がけている。積み重ねれば少しずつグループが能動的になっていくように思う。
もう一つ意識している注意は答えを急がないことだ。今どきは色々な理論・技法が進展または新生し、患者さんもスタッフもよく知っていて、専門用語が普通にやり取りされる。けれども概念は動きを止めてしまう面があって、怒りと哀しみ、憎しみとガッカリなど複雑な気持ちをキッパリと切り分ける性質がある。なのでその時その時のグループによるが、なるべくひとりひとりの素朴な語りや日常的なできごとをそのまま話し合うように心がけている。言うに言えないことをそれぞれ思う短い沈黙も、少し重たいけれど大事な時間だと思う。
つまりは「ヨコの関係で」「感情を大切に」という、初学の頃に習ったグループの原則なのだが、今の方があの頃よりも意識して努力している気がするのはなぜだろう。手ごたえややりがいがありつつも、以前より疲れや「アウェー」感が増したように思う。私の個人的な事情(投影)もあるだろうが、今の時代の不適切と不愉快を嫌う空気の影響も大きいのではないか。どうにも思ったことを言いにくい…。オンライン技術の発展、感染予防も加わり、集まって話すことのそもそものモチベーションが全体に低下したように思う。
私たちの目標や役割は変わっていくのだろうか。学校の仕事ではさらにそう感じる。我慢や強制をとにかくやめていく流れで(そりゃあそうだが)、分離教育・個別対応の人気がますます高くなっている。先日スクールカウンセリング先で「これからの社会性とコミュニケーション」について職員研修で話し合ってみた。先生方にはまあまあ好評だった。これからもいろんな意見を時間をかけて交流していきたい。どうやらそれだけでもないぞとか、そうかこれが肝心なことかといった体験を、これまでもたくさんグループでしてきた。
日本集団精神療法学会公式HPコラム 2024年10月
※PDFファイルで読む →随想 -グループ立ち上げ、いまむかし-
会員の皆さま
発表申し込み受付中です。近ごろでは集団精神療法/集団療法の広がりが様々な場面で見られ、多様なグループの臨床、グループ的な活動が行われています。今大会ではそうした実践の数々から触発し合い、学び合う、テーマセッションの充実を期待しております。グループを長く続けていらっしゃる方も、最近始められた方も、一緒になって日ごろの試みをぞんぶんに分かち合う場を創造してみませんか?
申し込み〆切は10月14日(月・祭日)です。
詳細は大会ホームページ(https://jagp1983.com/?page_id=19412)の「発表申し込みメニュー」をご覧ください。
皆さまからのお申し込みを心よりお待ちしております。
また、大会のチラシが完成しました。大会テーマから連想されるイメージで、企画運営委員会広報チームの久保さん・斎藤さんがデザインしています。グループという営みのなつかしさ、生々しさ、新しさなど、様々なフィーリングが呼び起こされます。馬は、彼方からやってくる何かの道先案内なのでしょうか…。大会ホームページからダウンロードできますので、職場や協働されているネットワークの専門家の皆さまへ、集団精神療法/集団療法をお伝えするツールとしてぜひご活用ください。
日本集団精神療法学会 第42回学術大会
大会長 神宮京子
事務局長 松井朋美
会員の皆様へ
暑い夏も終わり、秋の訪れを感じさせる今日この頃ですが、いかがお過ごしでしょうか。
このたび、ニュースレターは創刊から45年を迎え、40号となりました!
今回も会員の皆様のおかげで、ホットなニュース満載となっております。
どうぞ、お早目にご覧ください。
内容
・教育研修委員会より・・・秋の研修会案内(10/18申込締切)
CGSミーティング(11/2)ご案内
GPT新規認定者
第41回学術大会プレコングレス報告
・第41回学術大会運営委員会より・・・大会長のあいさつ
・第42回学術大会運営委員会より・・・事務局からのメッセージ(発表申込10/14まで)
・国際委員会より・・・IAGP22回大会(札幌)のお知らせ
・渉外委員会より・・・「推薦申請書」ご存知ですか?
・倫理委員会より・・・倫理綱領の改定作業について
・組織委員会より・・・定款の改正と理事選挙について
・広報委員会より・・・新リレーコラム・創刊から45年!
(ニュースレターは学会公式ウェブサイトの会員ページからもご覧いただけます。)
日本集団精神療法学会 広報委員会
スクールカウンセラー(以下SC)をしていると、相談室に複数人の生徒がまとまって来室して語り出し、殆ど自然発生的にグループが生まれることがあります。このように生徒達が持って来た“グループの種”をSCが一緒に育んだり見守ったりしながら、“図らずともグループが生まれる”というパターンを経験したSCは少なくないのではないでしょうか。一方で、今回のコラムのテーマである『グループの立ち上げ』を能動的に行うSCは少ないように感じます。年々相談件数が増えている中、SC自らグループの種を準備し、学校へ企画をプレゼンする等かなり能動的な働きかけが必要となるため、限られた勤務時間の中で実行に移すことが難しいことは容易に想像されます。
~それでもなぜ学校でグループを立ち上げたいのか~
様々な葛藤がありましたが、それでも実行に移した理由は2つありました。1つ目は、個別のカウンセリングで定期的に不登校生徒達に会い続ける中で、「あの生徒とあの生徒が出会ったら、互いに得られるもの(SCとの2者関係では得られないもの)・学び・支え合い・成長がある」と思えたからです。また、情緒的に安定してきたけれど適応指導教室等には気が乗らない…という段階の生徒達にとって、次の一歩として踏み出しやすいとも考えました。2つ目はSCがグループを立ち上げる過程で、グループアプローチのエッセンスが校内全体にじわじわと浸透していくと良いなという期待があったからです。
~グループ初心者の脳内会議~
前述の通り「グループを立ち上げたい!」というパッションがある反面、私の中で次のような脳内会議が繰り広げられていました。
「グループの立ち上げをしたことがない私に、どの程度の技量があるのか?」
「私の身の丈に合ったグループ運営ってどんなやり方?」
「生徒にとって、グループに参加することのリスクとベネフィットは何?」
「何らかのネガティブな事象が生じた場合、SCとしてどんなフォローが出来る?」
「慎重に準備することは大切だけど、安心・安全・過保護にグループ運営しようとし過ぎることで参加者の体験の幅を狭め、それこそがネガティブな要因になる場合もあるのでは?」
などなど…たくさん自問自答したり、ベテランSCに相談したりしました。自身の技量と向き合う中で、『学校でグループを立ち上げてもヨロシイ』という判定みたいなものを、いっそのこと誰かにして欲しいと思うこともありましたが、自分の技量を自分自身で真摯に見つめ、考え続ける時間は大切だったと感じます。そしてこの脳内会議の内容は、私が対応出来そうなグループの枠組みを考える際に大きく役立ちました。
~いざグループ企画を学校に提案~
「せっかくなら企画を何とか通したい!」という感情が湧いてくるのが人のさが…。ですが、グループをすること自体は目的ではなく手段だと思い返し、「何のために私は学校の中でグループを立ち上げるのか?」と心の中で反芻しました。
管理職から企画の承認を早々に得てしまうと、校内のいろいろな人の意見を取りこぼしてしまいそうな気がしたので、まずは出来るだけ率直な思いを言いやすい状況下で生徒や先生方の意見を聞くことから始めました。殆どは肯定的な反応でしたが、懸念点を伝えてくれた先生も居ました。例えば「悩みを持った不登校の生徒同士がグループで出会い、繋がることで、辛い気持ちを増幅し合ってしまうことはないだろうか」という趣旨の意見です。こうやって少し言いづらいことをアサーティブに伝えてくれることは有難く、グループ企画について再考しブラッシュアップする機会となりました。
その後、校長先生に話を持っていき、感触が良かったため「実はもう企画書も作っていまして…」と直ぐさまプレゼンをして、校内の会議にかけて企画が通ったという流れでした。
~初心者の等身大の取り組み~
もしかすると私の取り組みは慎重過ぎだったかもしれません。脳内会議の結果、グループへの参加条件をかなり厳しく設定したため、結局2人の生徒にしか声をかけられませんでした。企画書を作り、あらゆる先生に声をかけ、会議を通してグループの立ち上げをした訳ですが、最終的な私の最初の1歩はとてもとても小さいものでした。それでも、まずは無事にグループを立ち上げることが出来て、参加者のフィードバックが良かったことは嬉しかったですし、グループ企画を提案する過程でグループの持つ力を学校に発信する機会を得たことも良かったです。そして、校内にある通級指導教室でもグループ活動を導入出来ないかな?と話題に上がったことも嬉しい展開でした。
もし誰かに「グループの立ち上げって労力に見合っていたの?」と問われたら、「分からないけど、やって良かったのは確か!」と答えますね。
日本集団精神療法学会公式HPコラム 2024年9月
※PDFファイルで読む →学校現場におけるグループの立ち上げ
(一社) 日本集団精神療法学会
教育研修委員会
委員長 関 百合
拝啓 残暑の候、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。
さて、毎年行っております秋の研修会を、今年も下記の要領で開催いたします。
会員向け「体験グループコース」と「事例検討コース」、会員以外の方にもご参加いただける「入門コース」「SSTソーシャルスキルトレーニング・ワークショップ」をご用意いたしました。各コースの詳細については、下記をご参照ください。
尚、今回の研修会も対面のみの開催と致します。ご不便をおかけする方々もいらっしゃるかと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。
みなさまのご参加を心よりお待ちしております。
敬具
記
日 時:2024年11月2日(土) 12:30 ~ 16:30 受付開始 12:00
11月3日(日) 9:15 ~ 16:05 ワークショップ受付開始 9:00
場 所:岩手産業会館 岩手県盛岡市大通1丁目2番1号
コース:全4コース
コース | 日程 | 内容 | 対象 | |
① | 体験グループ | 11/2・3日 | 90分5セッション | 会員 |
② | 入門 | 11/2・3日 | 初日レクチャー・2日目体験 | 会員・一般 |
③ | SST・ワークショップ | 11/3 | レクチャー・体験 | 会員・一般 |
④ | 事例検討 | 11/2午後 | 3時間 | 会員 |
③SSTワークショップの詳細
SST(再)入門 ~「ベラック方式」の理論と体験~
講師:佐藤幸江(東京海上日動メディカルサービス株式会社)
金山正恵(医療法人ディープインテンション リンクスメンタルクリニック)
SSTの中でもA.S.ベラックらによる方式は、その明確な構造によりSSTグループ導入時にも活用しやすく、さまざまな対象者に応用できる方法です。また、SSTの各技法には日々の臨床に活かせるエッセンスも多く含まれています。SSTに初めて触れる方、これまであまりなじみがなかった方、あらためて学び直したい方、多くの方のご参加をお待ちしています。
② 初日のみ 会員 5,000円 一般 6,000円 学生 4,000円
両日参加 会員 10,000円 一般 12,000円 学生 8,000円
③ 会員 6,000円 一般 7,000円 学生 5,000円
④ 会員 6,000円 2日目ワークショップ参加 10,000円
定 員 :①20名 ②20名 ③30名 ④30名
申 込 : 9月17日(火)~10月18日(金) 先着順
体験グループコンダクター(会員)、事例提供(会員)、事例検討スーパーバイザー(GPT・SV)の
希望者は10月11日(金)まで
学会HP(https://jagp1983.com/?page_id=22838)のフォームよりお申込ください。
*参加費の入金が確認された時点で受付完了となります。
*ご入金後は、いかなる理由でも返金はいたしかねます。ご了承ください。
*プログラム詳細は、受付完了後、登録者にmailにて1週間前迄にお伝えします。
(10/25迄に届かない場合は事務局にお問い合わせください。)
*コンダクター・講師等打ち合わせ 初日11/2(土)11時45分~12時15分
2日目11/3(日)8時30分~9時00分
*コンダクター・講師等レビュー 初日11/2(土)16時30分~16時55分
2日目11/3(日)16時15分~16時55分に行います。
〇注意事項
・申込をキャンセルされる場合は、必ず教育研修委員会事務局までご連絡ください。
・プログラム中は記録を取ります。学会研修委員会の記録として残すもので、他の目的に使うことはありません。ご了承下さい。
・各コース参加者に研修規定にしたがって参加証明書を発行いたします。
・プログラムへの遅刻、途中退席、早退などは、他の参加者に多大な影響を与えます。参加証明を発行しない場合もあります。ご注意ください。
以 上
【問合せ先】
日本集団精神療法学会教育研修委員会 事務局
〒160-0011 東京都新宿区若葉2-5-16-303 (株)ヒューマンリサーチ内
E-Mail: kkik@jagp1983.com
リレーコラムでは、これまで「集団精神療法の様々なかたち」をテーマに、アクションメソッド、メンタライゼーション、ダンスセラピー、SE、プレイセラピーについて、それぞれ現場でご活躍されている方々からご紹介いただきました。
いかがでしたでしょうか?
続きまして、R6.9月より、次回大会のテーマ「グループが生まれるとき」と連動して「グループの立ち上げ」をテーマに、新しいリレーコラムを実施することになりました。各領域で活躍されている方々に、集団精神療法だけにとどまらず、さまざまな新しい「グループの立ち上げ」について、体験談を執筆してもらいます。
グループを作ろうと思ったきっかけや、そのニーズや期待について、準備や開始に当たっての難しさや、その壁や落とし穴に、どのように向き合い乗り越えたのかなど、熱意や工夫、試行錯誤や失敗談を含めて、それぞれの現場の体験をシェアできればと考えました。ベテランの方々には当時を振り返るきっかけになるでしょうし、これから新しいグループを始めようと考えている方々には、参考や励ましになるのではないかと思います。
初回は広報委員のコラムからスタートする予定です。次のお声がかかりましたら、ぜひご協力をお願いいたします。
大会までの期間、どのようにバトンが繋がっていくのか楽しみです。
広報委員一同
会員の皆様
「災害とメンタルヘルスに関する相互支援グループ」は、東日本大震災を契機として始まった支援者支援のグループです。今回は年初の発災から9ヶ月の時点となる10月6日に、石川県での現地開催となりました。現在進行形で様々な状況が生起している中での開催となりますが、グループでの対話という営みを通して支援者を支援することはこのグループの存在理由であり、現地の会員のご協力を得て開催に漕ぎ着けることができました。
災害とその支援に関する体験は、自分の内でも人との間でもどうにも扱いづらいという性質を持っています。それをしっかりとした場の中でざっくばらんに対話する営みは、支援者それぞれが災害とその支援に向き合っていく支えとなります。これまでに災害や支援に関わった体験の有無は関係ありませんので、興味や関心がおありの方は、ぜひご参加ください。また非会員でそのような方をご存知であればご紹介ください。
「第11回災害とメンタルヘルスに関する相互支援グループ」
日時:2024年10月6日(日)13:00~16:15(受付12:30〜)
会場:石川県こころの健康センター(石川県金沢市鞍月東2丁目6番地)
内容:体験グループ90分×2セッション (途中15分の休憩)
コンダクター:相互支援委員
参加対象者: 保健、福祉、介護、医療、教育等の領域で働く専門職、
学生、大学院生で、災害とメンタルヘルス、その支援に関心のある方
参加費:3000円(学生・大学院生2000円)
定員:30名(事前申し込みとし、定員オーバーの場合は先着順となります)
申し込み締切:9月24日(火)
申し込みQRコード |
申し込み(問い合わせ):以下の事項をご記入の上、上記QRコード又は(sougoshien@jagp1983.com)にEメールでお申し込みください。エントリーの確認と共に振込先のご連絡をいたします。(①お名前②ご所属③職種④Eメールアドレス⑤当日に連絡がとれる電話番号⑥日本集団精神療法会員or非会員)
*研修会の内容について、守秘義務を遵守してください。
*セッションは録音し、集団精神療法をより有効に活用する研究に使用させていただく場合があります。発表に際しては、個人が特定されないようにいたします。あらかじめご了承ください。
*研修受講証明書(学会キャンディテイト対象)をご希望の方はお申し出下さい。
これから全国各地で開催される、災害とメンタルヘルスに関する各種研修会の予定
・KOBEグループ勉強会 主催(相互支援委員会 協力)
「災害とメンタルヘルスに関する集団精神療法」
日時:2024年12月1日(日)
日本集団精神療法学会相互支援委員会
委員長:安部康代 委員:高富栄、髙林健示、長友敦子、橋本明宏、針生江美、藤信子、藤澤美穂、山本創
メールアドレス sougoshien@jagp1983.com
性的児童虐待を受けた男性の治療に関する第一人者であるR. ガートナーが来日し、オンラインセミナーが開催されます。
R. ガートナーは、ニューヨークのウィリアム・アランソン・ホワイト研究所において講師、訓練分析家、スーパーヴァイザーを務める精神分析家で、心理的トラウマ研究センター長、同センター性的虐待プログラムの創設者です。これまでも、多数の著書を執筆され、講演会を行ってこられましたが、今回は、日本の臨床家および教育分野の専門家に向けて、集団精神療法の観点からお話をいただけるとのことです。貴重なこの機会に学びを深めてはいかがでしょうか? 詳しくはウェブページをご参照ください。
(国際委員会 水上真理子)
<概要>
日 時 2024年8月31日(土) 13:00-15:00
会 場 オンライン(Zoomミーティング)
主 催 KIPP(京都精神分析心理療法研究所)
参加費 一般:5,000円
大学院生:3,000円
対 象 臨床心理士、公認心理師、精神科医、関連専門領域の学生・大学院生。ならびに、医療・福祉・教育等の領域で性的被害を受けた方の支援に関心をお持ちの方。かつ、事例の守秘を守れる方。
申込方法 ウェブページ内参加申込フォームよりお申し込みください。
申込締切 2024年8月16日(日)
定 員 90名
日 時:2025年3月22日(土)、23日(日)
場 所:Gメッセ群馬(群馬県高崎市、https://www.g-messe-gunma.jp/)
大会長:神宮京子(群馬病院)
テーマ:グループが生まれるとき The moment when a group emerges
大会ホームページ:https://jagp1983.com/?page_id=19412
42回目の学術大会を迎え、長年活動していた方々とお会いできなくなったり、また新しい顔ぶれとの出会いがあったりと、時の流れを実感します。私たちがグループを実践する環境、そして社会が目覚ましく変化する中で、それでもグループが生き続ける強さの源はなんなのか、グループを求める心の源泉はなんなのか、そんな問いから発して大会テーマを『グループが生まれるとき』といたしました。
開催概要の詳細は会員のみなさまへひと足先にお届けした第一報をご覧ください。こちらは大会ホームページから、どなたでもご覧いただけます。発表申し込みも開始しております。非会員の方で発表を希望される方は事前に入会手続きをする必要がありますので、併せてご確認ください。
本大会では市民公開講座など、広く地域社会にグループの可能性を紹介する企画もございます。参加者の皆さまと日ごろの実践を深く掘り下げ、経験者も新しい方も共にグループの創造の道を開く探求の大会としていきたいと願っております。どうぞ奮ってご参加ください。群馬県高崎市にてみなさまとお会いできるのを楽しみにしております。
日本集団精神療法学会第42回学術大会大会長 神宮京子
事務局長 松井朋美
オンラインフォーラムのご案内 “学会と倫理について考える ―私たちの「倫理綱領」をつくり上げるために―”
(一社)日本集団精神療法学会では、現在、倫理委員会を中心に倫理綱領の改訂作業に取り組んでいます。この度、他学会での倫理に関する取り組みから学ぶ機会として、田代志門さん(東北大学大学院教授)をお招きして、上記のテーマでオンラインフォーラムを企画いたしました。
田代志門さんは社会学、生命倫理学がご専門ですが、(一社)日本社会学会の倫理委員会委員長として、2022年に発効された倫理綱領と倫理綱領にもとづく研究指針 (第2版)の作成に取り組まれました。ご著書には『みんなの研究倫理入門 臨床研究になぜこんな面倒な手続きが必要なのか』『臨床現場のもやもやを解きほぐす 緩和ケア×生命倫理×社会学』等があり、研究や臨床での実際的な場面をもとに、倫理の本質的意味に触れつつ、複数の見方を提示するとともに、現実的な対応策などについて軽妙な語り口で論じておられます。本学会では、第39回学術集会にて倫理委員会主催の研究倫理に関するワークショップにも講師としてお招きしています。
今回のフォーラムでは田代さんにお話しいただいた後、参加者とディスカッションの時間を持つ予定です。学会員だけでなく、非学会員の方々も参加できます。多くの方々のご参加をお待ちしています。
記
日時:2024年7月28日(日) 14:00~16:00
講師: 田代志門さん(東北大学大学院教授)
開催形式:オンライン(Zoom)
構成:第1部 講演(60分)
第2部 参加者とのディスカッション(50分)
*学会の記録としてレコーディングいたします。ご了承ください。
参加費:無料
申込み方法:以下の事項を記入の上、メールにてお申し込み下さい。
*頂いた個人情報は本フォーラム以外には使用いたしません。
田代志門さん res田代志門さん resarchmapより転載 |
申込みメールアドレス:rinri@jagp1983.com
申し込み締め切り:7月14日正午まで (再延長は致しませんので、必ず期日までにお申し込み下さい。)
9月の川崎と札幌で、世界で活躍されているサイコドラマティストSue Danielさんのワークショップが開催されることになりました。どちらも通訳付きで、体験ワークショップとトレーニングの二部で構成されており、サイコドラマ初心者からベテランまでの幅広い学びの場になるようです。Sue Danielさんは、北海道では1997年から、関東圏では2016年から(コロナ禍の3年間は除く)ワークショップを開催されているとのことで、すでに馴染みの方もおられるかもしれませんね。また、Sueさんは2025年8月のIAGP札幌大会にも参加されるそうです。これを機に、さらに多くの方にご参加いただきたく思います。
(国際委員会 水上真理子)
Sue Daniel サイコドラマワークショップ in Kawasaki 2024
場所:神奈川県川崎市内(申込時に案内)
☆体験ワークショップ
日程:2024年9月15日(日)10:00-18:00
参加費:14,000円
定員:30名先着順(サイコドラマ初参加でもOK)
申込:こくちーずのフォームにて受付: https://kokc.jp/e/SueWS2024/
☆ディレクタートレーニング
日程:2024年9月16日(月・祝)10:00-18:00
参加費:16,000円
定員:15名先着順(ディレクターのテクニックを学ぶ・サイコドラマの経験3回以上)
申込:こくちーずのフォームにて受付: https://kokc.jp/e/SUETG2024/
お問合せ:事務局 高橋美紀 mktkhs2011@yahoo.co.jp
開催団体:S&Cサイコドラマ・ラボ 湘南サイコドラマ研究会
グループセラピーIN.K 東京サイコドラマ協会(協賛)
Sue Daniel サイコドラマワークショップ in Sapporo:通訳付
日程:2024年9月21日(土)体験
2024年9月22日(日)体験
2024年9月23日(月)トレーニング
場所:札幌医科大学
参加費(予定):一般 17,000円/日
札幌サイコドラマ研究会会員 15,000円/日
定員: 25名/日
受付開始、詳細と申し込み開始は7月上旬Webサイト(https://plaza.rakuten.co.jp/psychodrama/)に掲載
問合せ:事務局 藤井雅邦 sapporopsychodrama@gmail.com
主催:札幌サイコドラマ研究会
国際集団精神療法・集団過程学会(IAGP)のホームページで、2025年8月20〜23日に札幌で開催される国際学会大会についてのお知らせがスタートしました。まだ、具体的にプログラムや参加費などの公表はされていませんが、大会テーマであるGroups and Global Crises : Challenges For People, Organizations, and Societiesを軸に魅力的な構成になっていくと思います。
これまで、国際学会への興味があっても、海外まで旅行することを含めると、あまり気軽なものではなかった…そういった方もおられるかもしれません。これを機に日本国内にいながら国際学会に参加し、世界の実践家と交流したり、互いに日々の実践や意見を交換し合うのはいかがでしょう?あるいは、開催会場である札幌コンベンションセンターに世界の空気をちょっと感じに行って、その後は、晩夏の北海道の味覚を堪能しに街へ出掛ける…そんな気軽な参加も良いかもしれません。
大会に参加するにあたって、IAGP非会員でも参加や発表は可能とのことです。ただ、1年間会員になって参加するのと参加費は(ほぼ)同じとのことですので、会員になってみるというも一案ですね。ちなみに、日本集団精神療法学会(JAGP)会員はもちろん、非会員も参加できます。
詳細および最新の情報はIAGPのホームページにてご確認いただけると幸いです。
IAGPホームページはこちら→https://iagp.com/
(国際委員会 水上真理子)
本年は能登の震災と共に始まりました。海外に目を向ければ、止むことなく戦禍が続いています。コロナ禍がそのことを露わにしたように、私たちが生きている平時の日常と災害という非日常は、異なる世界線上に在るのではなく、同じ2024年現在の世界の連続線上に在ります。
災害やその支援に関する情緒的な体験は、無力感や罪悪感といった強い感情が生じたり、各々の立場や体験の差異が強く意識されてしまうため、自分自身の内でも、また他者との間ではなおさらに、扱うことが困難になりやすい性質を持っています。
「災害とメンタルヘルスに関する相互支援グループ」は、元は2011年の東日本大震災を契機として始まった、災害や支援の体験とそれを巡る感情について対話する場です。その営みを通して、各々の思考と情緒的な体験を深め、これまで、またこれから災害とその支援に向き合っていく援助者をしっかりと底支えしていきたいと考えています。
コロナ禍は減弱してきておりますが、全国さまざまな地域の方々が参加できるという利便性に鑑み、今回はオンライン開催としました。これまでに災害や支援に関わった体験の有無は関係ありませんので、興味や関心がお存りの方は、ぜひご参加ください。また非会員でそのような方をご存知であればご紹介ください。
「第10回災害とメンタルヘルスに関する相互支援グループ」
日時:2024年6月9日(日)13:00~16:00
内容:体験グループ85分×2セッション 途中10分の休憩
コンダクター:相互支援委員
使用予定のアプリケーション:Zoom
対象:日本集団精神療法学会員の方、以前に相互支援グループに参加歴のある非会員の方、日本集団精神療法学会会員から紹介を受けた非会員の方
定員:25名〈事前申し込みとし、定員オーバーの場合は先着順とさせていただきます〉
申し込み締切:5月26日(日)
申し込み(問い合わせ):以下の事項をご記入の上、sougoshien@jagp1983.comに送信してください。エントリーの確認と共に振込先のご連絡をいたします。(お名前・ご所属・職種・E-mail・日本集団精神療法学会の会員or非会員・相互支援グループに参加歴がない非会員の方は紹介者の氏名・当日に連絡の取れる電話番号)
参加費:3000円(大学生・大学院生2000円)
*研修受講証明書(学会キャンディテイト対象)をご希望の方はお申し出下さい。
*セッションは録画録音し、集団精神療法を心的外傷に、より有効に活用する研究に使用させていただく場合があります。発表に際しては、個人が特定されないようにいたします。あらかじめご了承ください。
*オンライングループ開催にあたってのお願い*
インターネットで行うリスクを回避することは難しいことをご了承ください。また、通常の体験グループと同様に守秘義務に留意してください。
今後の災害とメンタルヘルスに関する各種研修会の予定
・京都集団精神療法研究会 主催(相互支援委員会 協力)
「第27回災害とメンタルヘルスーグループ体験の中で考える」
日時:2024年7月14日(日)10:30〜16:45
会場:ウィングス京都〈予定〉
・日本集団精神療法学会 相互支援委員会 主催
「第11回災害とメンタルヘルスに関する相互支援グループ」
日時:2024年10月6日(日)〈予定〉
会場:石川県金沢市内〈予定〉
・KOBEグループ勉強会 主催(相互支援委員会 協力)
「災害とメンタルヘルスに関する集団精神療法」
日時:2024年12月1日(日)
日本集団精神療法学会相互支援委員会
委員長:安部康代
委員:高富栄、髙林健示、長友敦子、橋本明宏、針生江美、藤信子、藤澤美穂、山本創
メールアドレス sougoshien@jagp1983.com
国際集団精神療法・集団過程学会の組織団体協議会からオンラインイベントへのお誘いが届きました。会員ページからご覧になって下さい。
新たに『集団精神療法について』紹介するページができました。作成には武井麻子さんと高橋馨さんにご協力いただきました。集団精神療法についてわかりやすく説明しておりますので、どうぞご活用ください。
広報委員会
精神保健従事者団体懇談会がフォーラムを企画しました。
会員ページより、是非ご覧ください。
会員の皆さま
日差しに春の訪れを感じる季節となりました。
ニュースレター最新号(Vol.39)をお届けいたします。
学会の各所より、大切なご案内や呼びかけなどが多数掲載されています。どうぞご覧ください。
内容
・41回学術大会運営委員会より・・・大会長からのメッセージ
事務局から最新情報(臨時バス・お弁当など)
・教育研修委員会より・・・プレコングレスの参加受付中(2月29日締め切り)
CGSミーティング(3月16日)のご案内
秋の研修会の報告
・学会事務局より・・・お知らせとお願い
・編集委員会より・・・学会誌電子化について
・渉外委員会より・・・ワーキンググループ企画のワークショップについて
・相互支援委員会より・・・研修会のお知らせ等
・国際委員会より・・・委員会新規メンバーの紹介、IAGP22回大会(札幌)のお知らせ
・組織委員会より・・・検討した内容について
・倫理委員会より・・・だって倫理ってグループだから
・広報委員会より・・・公式ホームページに関するお知らせ等
(ニュースレターは学会公式ウェブサイトの会員ページからもご覧いただけます。)
広報委員会
皆様
相互支援委員会協賛の災害とメンタルヘルスに関する研修会のご案内です。
【主 催】「災害について語るグループ」
【コンダクター】:飯野綾香、関百合、高林健示、橋本明宏
【日 時】:2024年2月23日(祝・金) 10:30~15:45 (75分×3セッション)
【会 場】:錦糸町クボタクリニック(現地参加)、オンライン参加
【申 込】:①お名前、②所属、③集団精神療法学会の会員か否か、④連絡先電話番号、⑤現地参加かオンライン参加かをご記入の上、kinshicho.3.11group@gmail.com までお申し込みください。参加申込締め切りは2月11日(日)です。
【定 員】:20名
【参加費】:3000円
【連絡先】:kinshicho.3.11group@gmail.com 災害について語るグループ
※その他、ご不明な点やご質問がありましたら上記のアドレスまでご連絡ください。
※オンライン参加の方に関しては参加費の振込先とオンラインのURLを申込された方に後日連絡いたします。
※このグループは学会の体験グループとしてカウントされます。
相互支援委員会
委員長:安部康代 委員:高富栄、髙林健示、長友敦子、橋本明宏、針生江美、藤信子、藤澤美穂、山本創
令和6年能登半島地震により亡くなられた方々に謹んでお悔やみを申し上げます。また、被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
当学会は、東日本大震災以降、被災者と支援者のメンタルヘルスについて取り組んでまいりました。現在もご希望の方が参加できる「災害とメンタルヘルスに関する相互支援グループ」を開催しております(相互支援グループ | 一般社団法人 日本集団精神療法学会 (jagp1983.com)。
本年3月16日~17日には、兵庫県明石市において「災害と継承」をテーマに第41回学術大会を開催いたします。大会ホームページには高富栄大会長(コこころのクリニック 神戸)からの能登半島地震で被災された方へのお見舞いとプログラムの概要が掲載されています。ご一読いただきたく思います。(JAGP41 トップページ)
また相互支援委員会では支援に行かれる方へ、ご自身の精神健康を保つための工夫を何点か推奨しております。下記のメッセージを、ご参照いただければ幸いです。(「被災地に行く前に-支援者のメンタルヘルスのために-」)
この災害が1日でも早く終息することを祈っています。
(一社)日本集団精神療法学会理事長 田辺等
日本集団精神療法学会相互支援委員会 安部康代
日本集団精神療法学会(JAGP)の会員の皆様
国際集団精神療法・集団過程学会(IAGP)第22回大会・地域組織委員会から以下のお知らせが届きました。
世界各国の実践家と共に集団精神療法の学びを深めることができる貴重な機会です。今後もIAGP地域組織委員会からのお知らせにご注目下さい。
(国際委員会 古賀恵里子)
・・・・・・・・・
2025年に札幌にて国際集団精神療法・集団過程学会(IAGP)が開催されます。開催日時、開催場所、大会テーマは以下です。
開催日時:2025年8月20日ー23日
開催場所:札幌コンベンションセンター
大会テーマ:Groups and Global Crises:Challenges for People,Organizations and Societies
大会長: IAGP会長 Heloisa Fleury
今年札幌も暑い夏だったので開催日時を、当初から少し後半にずらして開催することにいたしました。
発表はIAGPの非会員でも発表することができます。2024年夏には2025IAGP札幌大会のウェブサイトから発表登録・参加登録ができるようにする予定です。個人としてはIAGPには非会員であっても、JAGPはIAGPの組織会員です。JAGP会員の発表や参加はIAGPにとって大いに歓迎するものですので、発表や参加を今から予定してください。
英語日本語の通訳補助もできるだけ行い、語学の負担を軽減する予定です。
2025年第22回IAGP札幌大会 地域組織委員長 前田 潤
1993年に開始した京都集団療法研究会は2023年で開始してから30年目を迎えます。30周年の節目として、今回は下記の内容を企画いたしました。
多くの方の参加をお待ちしております。参加希望の方は申し込みをお願いいたします。
テーマ:「私はなぜグループを続けてきたのか」 鼎談とグループ
内容:精神医療従事者が中心となって1983年に日本集団精神療法学会が結成された10年後の、1993年に京都集団療法研究会は始まりました。当初の事例提供は、精神科病院・診療所・総合病院等のデイケアからの発表が多く見られました。
その後、集団で行う他の療法との合流やグループが利用される領域(福祉・教育・司法など)が広がり、また、自助グループの歴史も長いものがあります。近年はオンラインやSNS等のテクノロジーを利用して“集まる”グループも実施されるようになってきました。
このような日本の臨床の現場に1980年代から身を置き、集団精神療法に関わってきた3人の方に鼎談をしていただく機会を企画しました。本研究会への参加経験もあり、治療グループ、支援グループ、また、訓練グループなどを続けてこられた経験から、ご自分にとってのグループの意味や魅力や苦労を語り合っていただき、未来について考える端緒になればと思います。
鼎談後には参加者で自由に語りあうグループを実施いたします。
鼎談者:髙林健示さん (クボタ心理福祉研究所)
樋掛忠彦さん (つどいのクリニック柿田)
藤信子さん (京都集団療法研究会代表)
記
日時:2024年2月12日 (月・祝) 14:00-17:00
13:30より受付
14:00-14:05 挨拶
14:05-15:05 鼎談
15:05-15:20 休憩
15:20-17:00 グループ
場所:立命館大学 末川記念会館 第3会議室
会費:¥2000(学生、大学院生は¥1000)
参加申し込み:会場の準備の都合で参加予定の方には事前にお知らせいただきたく存じます。
なお、研究会終了後に懇親会~田原先生のことを語り合う会~(予算¥8000)を予定しております。研究会の立ち上げ期から代表を務められた田原明夫先生が2023年5月にご逝去されました。懇親会では田原先生を偲んで、参加者の方と色々なお話をする機会にしたいと考えております。
研究会には参加しないが、懇親会のみ参加という方もどうぞおいでください。
参加予定の方は、2024年1月20日までに研究会アドレス(ksrkenkyuukai@gmail.com)へ下記①−③を記載の上、お送りください。
(懇親会のみ参加の方は、その旨をお知らせください。)
研究会代表:藤 信子 研究会事務局:菊地寿奈美 連絡先:ksrkenkyuukai@gmail.com *** お問い合わせは、e-mail でお願いします *** |
2016年に発足した福岡グループ精神療法研究会はグループサイコセラピーや集団力動の理論と実践方法を主に初学者が体験的に学ぶための研究会です。
毎年冬に研修会を開催しておりますが、このたび相田信男先生をコンダクターとしてお招きして「体験グループ」を開催いたします。
2021年2月・2022年2月はCOVID-19の流行が十分に収束しないという判断に至り、オンラインでの体験グループを臨時で開催しました。第11回は、2023年2月4-5日の両日、九州大学での現地開催という形で、対面での「体験グループ」を久しぶりに実施しました。
第12回は前回同様に現地で開催いたします。
この研究会は、精神科医、臨床心理士、公認心理師、看護師、作業療法士など精神科臨床・心理臨床に関わっておられる方であれば、どなたでも参加できます。ご興味のある方は、奮ってご参加ください。
参加をご希望の方は、申込書に必要事項をご記入の上、事務局メールアドレス(fukuoka.
お申し込みの締め切りは2024年1月14日(日曜)までといたします。
ご不明な点がございましたら、お問い合わせ先(fukuoka.
記
日 時: 2024年2月3日(土) 16時10分 ~ 19時10分 (受付15時45分〜)
2024年2月4日(日) 9時20分 ~ 16時30分 (受付 9時00分~)
会 場: 九州大学医学部 キャンパス内(福岡市東区馬出3丁目1番1号)
(会場の詳細は、参加者に第二報でアナウンスいたします)
内 容: 二日間の体験グループ(全6セッション)
コンダクター: 相田 信男 先生
参加費: 12,000円
定 員: 20名(予定)
※お申込み多数の場合は先着順となります。ご了承ください。
福岡グループ精神療法研究会
代表 加藤隆弘
副代表 吉村裕太
事務局 久保浩明
fukuoka.grouptherapy@gmail.com
こちらの動画には「体験グループとは何か?」ということを、オンライングループで話し合った様子の一部が収められています。是非ご覧ください。
※集団精神療法学会第39回学術大会(既に終了しております)のPRを目的に作成された動画ですが、体験グループについてイメージを持っていただく一助となることを期待し、掲載しております。(2026年度末まで掲載する予定です。)
学会員および
集団精神療法に興味をお持ちの方々へ
(一社) 日本集団精神療法学会
教育研修委員会
委員長 関 百合
拝啓 残暑の候、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。
さて、毎年行っております秋の研修会を、今年も下記の要領で開催いたします。
会員向け「体験グループコース」と「事例検討コース」、会員以外の方にもご参加いただける「入門コース」「メンタライゼーション・ワークショップ」をご用意いたしました。各コースの詳細については、別紙をご参照ください。
尚、今回の秋の研修会は、5月8日以降新型コロナ感染症が5類感染症移行となったため、久しぶりに対面のみと致します。ご不便をおかけする方々もいらっしゃるかと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。
みなさまのご参加を心よりお待ちしております。
敬具
記
日 時:2023年10月7日(土) 12時45分 ~ 16時30分
10月8日(日) 9時40分 ~ 16時5分 事例B 12時20分 ~ 16時5分
場 所: 高松センタービル 香川県高松市寿町2丁目4番地20
コース:全5コース
コース | 日程 | 内容 | 対象 | |
① | 体験グループ | 7日・8日 | 80分5セッション | 会員 |
② | メンタライゼーション・ワークショップ | 8日 | レクチャー・グループワーク | 会員・一般 |
③ | 入門 | 7日・8日 | レクチャー・体験 | 会員・一般 |
④ | 事例検討A | 7日午後 | 3時間 | 会員 |
⑤ | 事例検討B | 8日午後 | 3時間 | 会員 |
*7日のはじめと8日のおわりにその日の参加者全員による大グループ(30分)を行います。
参加費:① 会員 10,000円
② 会員 6,000円 一般 7,000円 学生 5,000円
③ 会員 10,000円 一般 12,000円 学生 8,000円
④⑤ 会員 6,000円 2日間参加 10,000円
定 員 :①20名 ②30名 ③20名 ④30名 ⑤30名
申 込 : 8月15日(火)~9月2330日(土)まで延長(入門コースのみ) 先着順
体験グループコンダクター(会員)、事例提供(会員)、事例検討スーパーバイザー(GPT・SV)の
希望者は9月16日(土)まで
申し込みはこちら〈学会HP〉(https://jagp1983.com/?page_id=14646)のフォームよりお申込ください。
*参加費の入金が確認された時点で受付完了となります。
*ご入金後は、いかなる理由でも返金はいたしかねます。ご了承ください。
*プログラム詳細は、受付完了後、登録者にmailにて1週間前迄にお伝えします。
(9/30迄に届かない場合は事務局にお問い合わせください。)
*コンダクター・講師等打ち合わせは、10/7(土)12時00分~12時30分に行います。
*コンダクター・講師等レビューは、10/8(日)16時15分~16時55分に行います。
〇注意事項
・申込をキャンセルされる場合は、必ず教育研修委員会事務局までご連絡ください。
・プログラム中は記録を取ります。学会研修委員会の記録として残すもので、他の目的に使うことはありません。ご了承下さい。
・各コース参加者に研修規定にしたがって参加証明書を発行いたします。
・プログラムへの遅刻、途中退席、早退などは、他の参加者に多大な影響を与えます。参加証明を発行しない場合もあります。ご注意ください。
以 上
【問合せ先】
日本集団精神療法学会教育研修委員会 事務局
〒160-0011 東京都新宿区若葉2-5-16-303 (株)ヒューマンリサーチ内
E-Mail: kkik@jagp1983.com
会員の皆さま
今年はいつにも増して厳しい夏となりましたが、これからもまだま
秋の研修会の頃には、涼しくなることを祈るばかりです。
さて、ニュースレター最新号(Vol.38)をお届けいたします
各委員会等の活発な実践の内容や、会員の皆様への熱心な呼びかけ
内容
・教育研修委員会より・・・秋の研修会の申込受付中
CGSミーティング(10月7日)のご案内
新しく認定されたGPTのご紹介
プレコングレスの実施報告
・第40回学術大会より・・・大会長からお礼のメッセージ
・第41回学術大会より・・・大会長からのご案内メッセージ、H
・編集委員会より・・・最近の査読状況について
・相互支援委員会より・・・「災害とメンタルへルスに関する相互
・倫理委員会より・・・倫理についての議論は楽しい
・渉外委員会より・・・渉外ワーキンググループの取り組み
・広報委員会より・・・委員会の活動紹介
・訃報・・・田原明夫先生ご逝去
どうぞ目をお通しください。
(ニュースレターは学会公式ウェブサイトの会員ページからもご覧
広報委員会
41回大会のホームページを開設いたしました。以下のQRコードからもアクセスできます。発表申し込みページから各発表の申し込みが可能となっています。皆様のご発表をお待ちしております!
「災害級の暑さ」という言葉がニュースで飛び交う時期になりました。気象庁のデータから見ると日本の年平均気温は100年前に比べて1.3℃上昇しています。暑い日が続きますがみなさまはいかがお過ごしでしょうか。「災害とメンタルヘルスに関する相互支援グループ」のご案内です。 今までオンライングループでの開催が続いておりましたが今回10月15日(日)に開催されるグループはハイブリッド開催を予定しております。
このグループでは今までに発生した世界や日本の災害だけではなく、今後起こると想定されている災害、戦争などの人災、新型コロナウイルスによる影響、支援や被害にまつわる感情など、様々なことが語られてきました。もちろん災害についてばかりだけではなく、個人の日常に関する内容についてもグループでは話されています。
災害などについて興味はあるけれどもどのように語ればよいのかわからない方、災害支援や被災経験のない方もよろしければご参加ください。グループに触れることで湧き出る言葉があるかもしれません。あわせて各地の災害関連の研修会に関しましてもみなさまのご参加をお待ちしています。(文責 橋本)
「災害とメンタルヘルスに関する相互支援グループ」(災害について語るグループ協賛)
第8回
日時:2023年10月15日(日)10:30~15:45
内容:体験グループ 75分×3セッション (ハイブリッド開催)
場所:錦糸町クボタクリニック
コンダクター:相互支援委員会委員
使用予定のアプリケーション:Zoom
対象:
・日本集団精神療法学会会員の方
・以前に相互支援グループに参加歴のある非会員の方
・日本集団精神療法学会会員から紹介を受けた非会員の方
定員:現地参加10名、オンライン参加24名
事前申し込みとし、定員オーバーの場合は先着順といたします。参加方法についてはメールにご記入ください。
申し込み〆切:10月1日(日)
申し込み(問い合わせ):以下の事項にご記入のうえ、sougoshien@jagp1983.comに送信してください。
①お名前:
②ご所属:
③職種:
④e-mail:
⑤日本集団精神療法学会の会員 or 非会員:
⑥相互支援グループに参加歴がない非会員の方は、紹介者の氏名:
⑦当日に連絡の取れる電話番号:
⑧現地参加 or オンライン参加:
参加費:3,000円(大学生・大学院生2,000円)参加される方に振込先をお知らせします。
*研修受講証明書(学会キャンディデイト対象)をご希望の方はお申し出下さい。
*セッションは録画録音し、心的外傷に集団精神療法をより有効に活用する研究に使用させていただきます。発表に際しては、個人が特定されないようにいたします。あらかじめご了承ください。
*ハイブリッド開催にあたりお願い*
・インターネットで行うリスクを回避することは難しいことをご了承ください。
・通常の体験グループと同様に、守秘義務に留意してください。
今後の災害とメンタルヘルスに関する研修会の予定
・「災害とメンタルへルスに関する相互支援グループ」
第9回 2024年3月16日(土) or 17日(日)第41回学術大会・大会企画ワークショップ
・KOBEグループ勉強会主催研修会(相互支援委員会協力)2023年12月3日(日)13:30~16:30
※詳細は決まり次第、学会公式ウェブサイトやメールでお知らせします。
日本集団精神療法学会相互支援委員会
委員長:安部康代
委員 :高富栄、髙林健示、長友敦子、橋本明宏、針生江美、藤信子、藤澤美穂、山本創
メールアドレス sougoshien@jagp1983.com