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2024年7月16日相互支援グループ

 本年は能登の震災と共に始まりました。海外に目を向ければ、止むことなく戦禍が続いています。コロナ禍がそのことを露わにしたように、私たちが生きている平時の日常と災害という非日常は、異なる世界線上に在るのではなく、同じ2024年現在の世界の連続線上に在ります。

 災害やその支援に関する情緒的な体験は、無力感や罪悪感といった強い感情が生じたり、各々の立場や体験の差異が強く意識されてしまうため、自分自身の内でも、また他者との間ではなおさらに、扱うことが困難になりやすい性質を持っています。

「災害とメンタルヘルスに関する相互支援グループ」は、元は2011年の東日本大震災を契機として始まった、災害や支援の体験とそれを巡る感情について対話する場です。その営みを通して、各々の思考と情緒的な体験を深め、これまで、またこれから災害とその支援に向き合っていく援助者をしっかりと底支えしていきたいと考えています。

コロナ禍は減弱してきておりますが、全国さまざまな地域の方々が参加できるという利便性に鑑み、今回はオンライン開催としました。これまでに災害や支援に関わった体験の有無は関係ありませんので、興味や関心がお存りの方は、ぜひご参加ください。また非会員でそのような方をご存知であればご紹介ください。

「第10回災害とメンタルヘルスに関する相互支援グループ」

日時:2024年6月9日(日)13:00~16:00

内容:体験グループ85分×2セッション 途中10分の休憩

コンダクター:相互支援委員

使用予定のアプリケーション:Zoom

対象:日本集団精神療法学会員の方、以前に相互支援グループに参加歴のある非会員の方、日本集団精神療法学会会員から紹介を受けた非会員の方

定員:25名〈事前申し込みとし、定員オーバーの場合は先着順とさせていただきます〉

申し込み締切:5月26日(日)

申し込み(問い合わせ):以下の事項をご記入の上、sougoshien@jagp1983.comに送信してください。エントリーの確認と共に振込先のご連絡をいたします。(お名前・ご所属・職種・E-mail・日本集団精神療法学会の会員or非会員・相互支援グループに参加歴がない非会員の方は紹介者の氏名・当日に連絡の取れる電話番号)

参加費:3000円(大学生・大学院生2000円)

*研修受講証明書(学会キャンディテイト対象)をご希望の方はお申し出下さい。

*セッションは録画録音し、集団精神療法を心的外傷に、より有効に活用する研究に使用させていただく場合があります。発表に際しては、個人が特定されないようにいたします。あらかじめご了承ください。

*オンライングループ開催にあたってのお願い*

インターネットで行うリスクを回避することは難しいことをご了承ください。また、通常の体験グループと同様に守秘義務に留意してください。

今後の災害とメンタルヘルスに関する各種研修会の予定

・京都集団精神療法研究会 主催(相互支援委員会 協力)

「第27回災害とメンタルヘルスーグループ体験の中で考える」

日時:2024年7月14日(日)10:30〜16:45

会場:ウィングス京都〈予定〉

・日本集団精神療法学会 相互支援委員会 主催

「第11回災害とメンタルヘルスに関する相互支援グループ」

日時:2024年10月6日(日)〈予定〉

会場:石川県金沢市内〈予定〉

・KOBEグループ勉強会 主催(相互支援委員会 協力)

「災害とメンタルヘルスに関する集団精神療法」

日時:2024年12月1日(日)

日本集団精神療法学会相互支援委員会

委員長:安部康代

委員:高富栄、髙林健示、長友敦子、橋本明宏、針生江美、藤信子、藤澤美穂、山本創

メールアドレス sougoshien@jagp1983.com

国際委員会

国際集団精神療法・集団過程学会の組織団体協議会からオンラインイベントへのお誘いが届きました。会員ページからご覧になって下さい。

広報委員会

新たに『集団精神療法について』紹介するページができました。作成には武井麻子さんと高橋馨さんにご協力いただきました。集団精神療法についてわかりやすく説明しておりますので、どうぞご活用ください。

広報委員会

渉外委員会

精神保健従事者団体懇談会がフォーラムを企画しました。
会員ページより、是非ご覧ください。

ニュースレター

会員の皆さま

日差しに春の訪れを感じる季節となりました。
ニュースレター最新号(Vol.39)をお届けいたします。
学会の各所より、大切なご案内や呼びかけなどが多数掲載されています。どうぞご覧ください。

内容
・41回学術大会運営委員会より・・・大会長からのメッセージ
 事務局から最新情報(臨時バス・お弁当など)
・教育研修委員会より・・・プレコングレスの参加受付中(2月29日締め切り)
 CGSミーティング(3月16日)のご案内
秋の研修会の報告
・学会事務局より・・・お知らせとお願い
・編集委員会より・・・学会誌電子化について
・渉外委員会より・・・ワーキンググループ企画のワークショップについて
・相互支援委員会より・・・研修会のお知らせ等
・国際委員会より・・・委員会新規メンバーの紹介、IAGP22回大会(札幌)のお知らせ
・組織委員会より・・・検討した内容について
・倫理委員会より・・・だって倫理ってグループだから
・広報委員会より・・・公式ホームページに関するお知らせ等

(ニュースレターは学会公式ウェブサイトの会員ページからもご覧いただけます。)

広報委員会

教育研修委員会

学会員の皆さま

プレコングレスのお知らせが会員ページに掲載されています。ご確認下さい。

会員ページへのリンク

相互支援委員会

皆様

相互支援委員会協賛の災害とメンタルヘルスに関する研修会のご案内です。

【主 催】「災害について語るグループ」

【コンダクター】:飯野綾香、関百合、高林健示、橋本明宏

【日 時】:2024年2月23日(祝・金) 10:30~15:45 (75分×3セッション)

【会 場】:錦糸町クボタクリニック(現地参加)、オンライン参加

【申 込】:①お名前、②所属、③集団精神療法学会の会員か否か、④連絡先電話番号、⑤現地参加かオンライン参加かをご記入の上、kinshicho.3.11group@gmail.com までお申し込みください。参加申込締め切りは2月11日(日)です。

【定 員】:20名

【参加費】:3000円

【連絡先】:kinshicho.3.11group@gmail.com 災害について語るグループ

※その他、ご不明な点やご質問がありましたら上記のアドレスまでご連絡ください。

※オンライン参加の方に関しては参加費の振込先とオンラインのURLを申込された方に後日連絡いたします。

※このグループは学会の体験グループとしてカウントされます。

相互支援委員会

委員長:安部康代 委員:高富栄、髙林健示、長友敦子、橋本明宏、針生江美、藤信子、藤澤美穂、山本創

相互支援委員会

 令和6年能登半島地震により亡くなられた方々に謹んでお悔やみを申し上げます。また、被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。

 当学会は、東日本大震災以降、被災者と支援者のメンタルヘルスについて取り組んでまいりました。現在もご希望の方が参加できる「災害とメンタルヘルスに関する相互支援グループ」を開催しております(相互支援グループ | 一般社団法人 日本集団精神療法学会 (jagp1983.com)

 本年3月16日~17日には、兵庫県明石市において「災害と継承」をテーマに第41回学術大会を開催いたします。大会ホームページには高富栄大会長(コこころのクリニック 神戸)からの能登半島地震で被災された方へのお見舞いとプログラムの概要が掲載されています。ご一読いただきたく思います。(JAGP41 トップページ

 また相互支援委員会では支援に行かれる方へ、ご自身の精神健康を保つための工夫を何点か推奨しております。下記のメッセージを、ご参照いただければ幸いです。(「被災地に行く前に-支援者のメンタルヘルスのために-」)

 この災害が1日でも早く終息することを祈っています。

                                (一社)日本集団精神療法学会理事長 田辺等

                                    日本集団精神療法学会相互支援委員会 安部康代

国際委員会

日本集団精神療法学会(JAGP)の会員の皆様

国際集団精神療法・集団過程学会(IAGP)第22回大会・地域組織委員会から以下のお知らせが届きました。

世界各国の実践家と共に集団精神療法の学びを深めることができる貴重な機会です。今後もIAGP地域組織委員会からのお知らせにご注目下さい。

(国際委員会 古賀恵里子)

・・・・・・・・・

2025年に札幌にて国際集団精神療法・集団過程学会(IAGP)が開催されます。開催日時、開催場所、大会テーマは以下です。

 開催日時:2025年8月20日ー23日

 開催場所:札幌コンベンションセンター

 大会テーマ:Groups and Global Crises:Challenges for People,Organizations and Societies

  大会長: IAGP会長 Heloisa Fleury

    今年札幌も暑い夏だったので開催日時を、当初から少し後半にずらして開催することにいたしました。

 発表はIAGPの非会員でも発表することができます。2024年夏には2025IAGP札幌大会のウェブサイトから発表登録・参加登録ができるようにする予定です。個人としてはIAGPには非会員であっても、JAGPはIAGPの組織会員です。JAGP会員の発表や参加はIAGPにとって大いに歓迎するものですので、発表や参加を今から予定してください。

 英語日本語の通訳補助もできるだけ行い、語学の負担を軽減する予定です。

                                                        2025年第22回IAGP札幌大会 地域組織委員長 前田 潤

2024年2月7日その他の研修会,研修会

1993年に開始した京都集団療法研究会は2023年で開始してから30年目を迎えます。30周年の節目として、今回は下記の内容を企画いたしました。 

多くの方の参加をお待ちしております。参加希望の方は申し込みをお願いいたします。

テーマ:「私はなぜグループを続けてきたのか」 鼎談とグループ 

内容:精神医療従事者が中心となって1983年に日本集団精神療法学会が結成された10年後の、1993年に京都集団療法研究会は始まりました。当初の事例提供は、精神科病院・診療所・総合病院等のデイケアからの発表が多く見られました。

その後、集団で行う他の療法との合流やグループが利用される領域(福祉・教育・司法など)が広がり、また、自助グループの歴史も長いものがあります。近年はオンラインやSNS等のテクノロジーを利用して“集まる”グループも実施されるようになってきました。

このような日本の臨床の現場に1980年代から身を置き、集団精神療法に関わってきた3人の方に鼎談をしていただく機会を企画しました。本研究会への参加経験もあり、治療グループ、支援グループ、また、訓練グループなどを続けてこられた経験から、ご自分にとってのグループの意味や魅力や苦労を語り合っていただき、未来について考える端緒になればと思います。

鼎談後には参加者で自由に語りあうグループを実施いたします。

鼎談者:髙林健示さん (クボタ心理福祉研究所)

    樋掛忠彦さん (つどいのクリニック柿田)

    藤信子さん  (京都集団療法研究会代表)

                             記

日時:2024年2月12日 (月・祝) 14:00-17:00

                      13:30より受付

                      14:00-14:05 挨拶

                      14:05-15:05 鼎談

                      15:05-15:20 休憩

                      15:20-17:00 グループ

場所:立命館大学 末川記念会館 第3会議室

会費:¥2000(学生、大学院生は¥1000)

参加申し込み:会場の準備の都合で参加予定の方には事前にお知らせいただきたく存じます。

なお、研究会終了後に懇親会~田原先生のことを語り合う会~(予算¥8000)を予定しております。研究会の立ち上げ期から代表を務められた田原明夫先生が2023年5月にご逝去されました。懇親会では田原先生を偲んで、参加者の方と色々なお話をする機会にしたいと考えております。

研究会には参加しないが、懇親会のみ参加という方もどうぞおいでください。

参加予定の方は、2024年1月20日までに研究会アドレス(ksrkenkyuukai@gmail.com)へ下記①−③を記載の上、お送りください。

  • お名前 ②ご所属 ③懇親会~田原先生のことを語り合う会~に参加希望の有無

(懇親会のみ参加の方は、その旨をお知らせください。)

  研究会代表:藤 信子
研究会事務局:菊地寿奈美
連絡先:ksrkenkyuukai@gmail.com
*** お問い合わせは、e-mail でお願いします ***  

2023年12月24日その他の研修会

2016年に発足した福岡グループ精神療法研究会はグループサイコセラピーや集団力動の理論と実践方法を主に初学者が体験的に学ぶための研究会です。

 毎年冬に研修会を開催しておりますが、このたび相田信男先生をコンダクターとしてお招きして「体験グループ」を開催いたします。

 2021年2月・2022年2月はCOVID-19の流行が十分に収束しないという判断に至り、オンラインでの体験グループを臨時で開催しました。第11回は、2023年2月4-5日の両日、九州大学での現地開催という形で、対面での「体験グループ」を久しぶりに実施しました。

 第12回は前回同様に現地で開催いたします。

 この研究会は、精神科医、臨床心理士、公認心理師、看護師、作業療法士など精神科臨床・心理臨床に関わっておられる方であれば、どなたでも参加できます。ご興味のある方は、奮ってご参加ください。

 参加をご希望の方は、申込書に必要事項をご記入の上、事務局メールアドレス(fukuoka.grouptherapy@gmail.com)までお申し込みください。

お申し込みの締め切りは2024年1月14日(日曜)までといたします。

 ご不明な点がございましたら、お問い合わせ先(fukuoka.grouptherapy@gmail.com)までご連絡いただきますよう、お願い申し上げます。

               記
日 時:  2024年2月3日(土) 16時10分 ~ 19時10分 (受付15時45分〜)
      2024年2月4日(日)  9時20分 ~ 16時30分 (受付 9時00分~)
会 場:  九州大学医学部 キャンパス内(福岡市東区馬出3丁目1番1号)

             (会場の詳細は、参加者に第二報でアナウンスいたします)
内 容:  二日間の体験グループ(全6セッション)
コンダクター: 相田 信男 先生
参加費:  12,000円
定 員:  20名(予定)

※お申込み多数の場合は先着順となります。ご了承ください。

福岡グループ精神療法研究会
代表 加藤隆弘
副代表 吉村裕太
事務局 久保浩明
fukuoka.grouptherapy@gmail.com

 第 12 回 福岡グループ精神療法研究会(体験グループ)のご案内

【申込み書フォーム】2024.2.3-4 第12回 福岡グループ精神療法研究会

2023年12月10日video

こちらの動画には「体験グループとは何か?」ということを、オンライングループで話し合った様子の一部が収められています。是非ご覧ください。
※集団精神療法学会第39回学術大会(既に終了しております)のPRを目的に作成された動画ですが、体験グループについてイメージを持っていただく一助となることを期待し、掲載しております。(2026年度末まで掲載する予定です。)